足立区新田の肘部管症候群|小指と薬指のしびれ

交通事故治療もおまかせください

AYANO SEIKOTSUIN · ADACHI · SHINDEN

足立区新田の整骨院|予約不要・院長が直接対応

小指と薬指のしびれが続いていませんか|足立区新田の肘部管症候群のご相談

肘を曲げていると手がしびれてくる、朝起きたときに小指側がジンジンする、箸や小銭がつまみにくい。肘の内側を通る神経が関係していることがあります。あやの整骨院では、肘まわりだけでなく前腕・肩・首の状態まで院長が毎回確認し、独自の手技で向き合います。

院長が毎回担当 問診から施術まで直接対応
NPO認定院 交通事故後の通院も相談可
地域の口コミ Googleマップに口コミ掲載

予約は不要です。施術中は電話に出られない場合があります。お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。

デスクで肘を深く曲げたまま作業し、肘の内側から小指側のしびれを感じている30代男性|足立区新田のあやの整骨院

小指と薬指のしびれで、こんなことにお困りではありませんか

手のしびれは、どの指がしびれているかで原因の場所がかなり絞り込めます。小指と薬指の小指側だけがしびれる場合、肘の内側を通る尺骨神経が関係していることが少なくありません。肘の内側で神経が押され、同時に引き伸ばされている状態が続くことが、しびれが引かない背景になっていることがあります。

このページでは、足立区新田のあやの整骨院で実際に伺っている内容をもとに、しびれの見分け方、肘に負担がかかる生活場面、整形外科での検査をおすすめする目安、ご自宅でできることまでを順にまとめています。

小指と薬指だけがジンジンして引かない

親指や人差し指はなんともないのに、小指と薬指の小指側だけがしびれる。手の甲の小指側まで広がることもあります。しびれる範囲が小指側に限られているかどうかが、原因の場所を絞る最初の手がかりです。

肘の内側を軽く叩くと小指のほうへビリッと響く方も、この範囲に当てはまることが多くあります。

朝が一番つらく、肘を曲げると強くなる

目が覚めた瞬間に手がしびれている、夜中にしびれで目が覚める。日中も肘を曲げてしばらくすると手先がジンジンしてきます。深く曲げると強まり、伸ばすとやわらぐ変化があるかどうかが大切な情報です。

眠っているあいだの肘の位置はご自身では気づきにくいため、朝の強さがその手がかりになります。

箸やボタン、小銭がつまみにくくなった

箸が使いにくい、シャツのボタンがかけにくい、財布から小銭がつまみにくい。握力が落ちた気がする方もいます。感覚だけでなく手の使いにくさが出てきた場合は、早めに整形外科での検査をおすすめしています。

手の甲の親指と人差し指の間がへこんできた場合も、同じ目安になります。

デスクワークや運転で肘を曲げる時間が長い

机の縁に肘を乗せて一日中パソコンに向かう、通勤や配達で長時間ハンドルを握る、スマートフォンを片手で持ち続ける。肘を深く曲げている合計時間が長いほど、神経への負担は積み重なっていきます。

頬杖の癖や、電話を肩と耳ではさむ姿勢もよく伺う場面です。

首からか手首からか分からない

調べるほど、頸椎が原因、手首の神経が原因と書かれていて判断がつかない。前腕の内側の感覚が残っているかどうかで、首が関係しているかをある程度切り分けられます。

当院では、しびれの範囲、肘を曲げたときの変化、押したときの左右差を組み合わせて確認しています。

様子を見ましょうと言われたまま変わらない

レントゲンで異常はないと言われ、お薬をもらったけれどしびれは続いている。画像に映らない筋肉のこわばりや姿勢の影響が関係していることもあり、当院での手技により緩和するケースもみられます。

これくらいで行ってもいいのかなと迷われている段階でも、そのままお越しください。

このページでは、施術の考え方に加えて、肘を深く曲げている時間を減らすという、いちばん効くセルフケアもまとめています。

肘部管症候群とは|肘の内側で神経が押される状態

肘部管症候群は、肘の内側にあるトンネル状の構造(肘部管)の中で尺骨神経が圧迫・牽引され、小指と薬指の小指側のしびれや手の使いにくさが生じる末梢神経の障害です。尺骨神経は上腕の内側を下り、肘の内側の出っ張った骨(内側上顆)の裏側のくぼみを通って、前腕の内側から小指側の手のひらと指へ向かいます。

このくぼみと、その上を覆う靭帯や筋膜がつくる空間が肘部管です。骨と靭帯に挟まれた逃げ場のない場所を神経が通るため、肘を深く曲げる姿勢が続くだけでも内圧が高まりやすい構造になっています。

肘部管を通る尺骨神経の走行を示した解剖図|上腕内側から内側上顆の後方、尺側手根屈筋の二頭の間を通り小指側へ向かう経路

しびれが出るのは、原則として小指全体と薬指の小指側半分です。親指・人差し指・中指には出にくく、ここが手首で起こる神経の圧迫と大きく異なる点です。手の甲の小指側にも広がることがあり、これは手首より手前で神経が枝分かれしているためです。

当院で最初に確認する3つのポイント

肘部管症候群が疑われる方には、しびれの範囲を伺ったあと、肘まわりの反応を順に確認していきます。ひとつの反応だけで決めつけず、3つの確認を組み合わせて負担の中心を探します。

軽く叩いたときの響き方と左右差

肘部管の真上を軽く叩いたときに、小指側へ響く感じが出るかを見ています。痛がる反応の有無よりも、左右で反応に差があるかどうかを重視しています。

ご自身で強く叩くと症状が強まることがあるため、確認は当院にお任せください。

肘を深く曲げて1分ほど保ったときの変化

椅子に座っていただき、肘を深く曲げた姿勢を1分ほど保って、しびれが強まるかを確認します。曲げて増え、伸ばすと軽くなる変化があれば、肘での圧迫が関係している可能性が高くなります。

変化の出方は記録しておき、施術を重ねたあとに同じ確認で比べていきます。

前腕の内側の筋肉のこわばり

前腕内側の尺側手根屈筋は、2つの頭の間を尺骨神経がくぐるため、ここが硬くなると通り道が狭くなります。筋肉の硬さだけで判断せず、押したときの痛みの出方とあわせて確認しています。

痛みがあれば、我慢せずその場で教えていただく前提で進めています。

実際にお越しになる方で多いのは、机の縁に肘を乗せて長時間作業をされている方、頬杖をつく癖のある方、肘を深く曲げて腕を抱え込む姿勢で眠っている方です。ご本人は自覚されていないことがほとんどで、朝が一番しびれるというお話から、睡眠中の肘の位置に行き当たることが少なくありません。

なぜ肘の内側で神経が締めつけられるのか

肘を曲げる時間が長いという説明だけでは、何年も同じ働き方をしてきて今になってしびれが出た理由が分かりません。肘部管では、締めつけと引き伸ばしが同時に起こります。この二重の負担が毎日繰り返され、加齢による関節の変化や過去のケガが重なることで、しびれが引かない状態になっていきます。

神経に負担がかかる6つの背景(6項目)

思い当たるものがひとつでもあれば、来院時に教えてください。背景がいくつか重なっている方ほど、肘だけでなく経路全体を見る必要があります。

01

曲げるとトンネルが狭まり、神経が伸ばされる

肘を深く曲げると、肘部管の入口を覆う靭帯が張ってトンネルが狭くなり、同時に神経は引き伸ばされます。締めつけと牽引が同時に起こることが、肘部管で神経の障害が起こりやすい最大の理由です。電話を長く持つ、腕枕をする、肘を抱えて寝る姿勢で症状が出やすいのはこのためです。

02

加齢にともなう肘の関節の変化

肘をよく使ってこられた方や重い物を扱う仕事を続けてこられた方では、関節の縁に骨のとげができたり、関節を包む膜がふくらんだりして通り道が狭くなることがあります。変形性肘関節症を背景にした流れは、中高年の方に比較的多くみられます。骨の変化は手技で戻せないため、状態に応じて整形外科での確認をおすすめします。

03

子どもの頃の骨折が何十年後に影響することも

子どもの頃に肘を骨折された方では、骨がわずかに変形して治ったことで肘の角度が変わり、長い年月を経てから神経症状が出ることがあります。きっかけがないのにしびれてきた方に昔のケガを伺うと、当てはまることがあります。子どもの頃の転倒やスポーツのケガも遠慮なくお話しください。

04

ゼリー状のふくらみが神経を押していることも

肘部管の中に良性のふくらみ(ガングリオン)ができて、神経を押していることがあります。手技で解決できるものではないため、疑わしい場合は整形外科での画像検査をご案内しています。丸い抵抗を感じる、特定の一点だけが強く響く場合に可能性として考えます。

05

首や肩など、肘より手前の負担が重なっている

尺骨神経は首から出て、肩の前を通り、腕の内側を下ってきます。首や肩まわりが硬いと、肘に届く前の段階で神経の滑りが悪くなっていることがあります。肘だけでは変化が出にくい方に、首から肩甲骨まわりまで含めて確認すると硬さが見つかることは珍しくありません。

06

握る・ひねる作業の反復で前腕が硬くなる

工具を握る、食材を混ぜる、重い荷物を持ち上げる、ラケットやバットを振る動作を繰り返すと、前腕内側の筋肉が硬くなり、神経がくぐる部分の余裕がなくなります。どの動作を一日何回繰り返しているかを伺うと、負担の中心が見えてきます。作業をやめる必要はなく、合間の過ごし方で変えられる部分があります。

症状の進み方には段階があります

しびれの出方は、時期によって変わっていきます。いまどの段階に近いかを知っておくと、整骨院での施術を続けるか、整形外科での検査を優先するかの判断がしやすくなります。

初期・中期・進行期の出方(3段階)

段階は目安であり、ご自身で決めつける必要はありません。手の筋肉のやせや指の伸ばしにくさが出ている場合は、段階を問わず検査を優先してください。

初期にみられる出方

小指と薬指の小指側に、ときどきしびれを感じます。肘を曲げていると強くなり、伸ばすと軽くなるのが特徴です。この段階は、肘を深く曲げる時間を減らすだけで変化を感じる方が多い時期です。

中期にみられる出方

しびれが続くようになり、指先の感覚が鈍くなります。小銭をつまむ、ボタンをかけるなどの細かい動作がやりにくくなります。感覚の鈍さが日常動作に出はじめたら、整形外科での検査もあわせてご検討ください。

進行期にみられる出方

手の甲の親指と人差し指の間がへこむ、指の間の筋肉がやせる、小指と薬指が伸ばしきれず曲がったままになるといった変化が出ます。手術が選択されることもあるため、施術を続けるより整形外科での検査を優先してご案内しています。

朝・日中・夜で変わる、しびれの出方

肘部管症候群のしびれは、一日のなかで強さが変わります。いつ強いかが分かると、どの場面の姿勢を見直せばよいかがはっきりします。お越しになったときは、一番つらい時間帯とそのときの姿勢を伺うところから始めています。

時間帯別に見るしびれの背景(3タイプ)

ご自身に近いタイプを読んでみてください。一番つらい時間帯が分かるだけで、見直す場面をひとつに絞り込めます。

朝がつらい方は、眠っているあいだの肘から

目覚めた瞬間が一番しびれる、夜中にしびれで目が覚める方は、眠っているあいだに肘が深く折りたたまれていることが多くあります。横向きで腕を抱え込む、うつ伏せで腕を枕の下に入れる寝姿勢が、数時間続いている状態です。

ご自身では確認できない場面なので、朝の強さという結果から逆算してお話を伺います。

日中に強まる方は、作業中の肘の置き場所から

午後になるほどしびれてくる、会議や運転のあとに強くなる方は、机の縁やドアの肘掛けに肘の内側を乗せ続けていることがあります。硬い縁に肘の内側を当てている時間は、神経を外から押し続けている時間です。

腕全体を机に乗せるなど、当たる場所を変えるだけで変化が出ることがあります。

夜にかけて重くなる方は、一日の積み重ねから

夕方から夜にかけてジンジンしてくる、入浴中に強く感じる方は、日中に積み重なった前腕と肩まわりのこわばりが影響していることがあります。一日の終わりに強いタイプは、肘そのものより肩や首の疲労が背景にあることが多い印象です。

この場合は、肘だけでなく肩甲骨まわりまで含めて確認していきます。

似た症状との見分け方と、受診をおすすめするサイン

手のしびれは、手首で起こるもの、首で起こるもの、肘で起こるものがあり、対応も変わります。ご自身で完全に判断することはできませんが、どこが関係していそうかを絞る手がかりはあります。あわせて、早めに整形外科での検査をおすすめする目安もまとめました。

肘・手首・首で異なるしびれの出方

しびれる指の位置と、前腕の内側の感覚がひとつの目安になります。肘と手首の両方で同時に起きていることもあるため、どちらか一方と決めつけずに確認します。

肘の内側が関係しているとき

しびれるのは小指と薬指の小指側で、手の甲の小指側にも広がることがあります。肘を深く曲げた姿勢や朝に強まり、肘の内側を軽く叩くと小指側へ響きます。前腕の内側(肘から手首までの小指側の面)の感覚は保たれているのが一般的です。

手首側が関係しているとき

しびれるのは親指・人差し指・中指と、薬指の親指側です。手の甲側には出にくく、手首の使いすぎや夜間から明け方に強まります。しびれが親指側に寄っている場合は、肘ではなく手首側の確認が中心になります。

手根管症候群として整理されている状態で、肘側と同時に起きていることもあります。

首が関係しているとき

首の神経の根元が障害されている場合も小指側がしびれますが、前腕の内側まで感覚の異常が広がることがあります。前腕内側まで鈍い場合は、首の側も含めた確認が必要です。

首を後ろへ反らせたり傾けたりして症状が変わるかどうかも参考になります。

早めに整形外科をおすすめする目安(4項目)

次のような変化がある場合は、施術より先に検査で神経の状態を確かめていただくほうが安心です。力の入りにくさや筋肉のやせは、感覚のしびれより優先して確認したいサインです。

手の筋肉が明らかにやせてきている

手の甲の親指と人差し指の間がへこんできた、指の間の筋肉がやせて見える変化は、神経の回復に時間がかかるサインです。左右の手を並べて差がはっきり分かる場合は、検査を優先していただいています。

小指と薬指が伸ばしきれない

指が曲がったまま伸びにくい、紙を指ではさむ力が弱い、物を落とすことが増えたという状態です。力の入りにくさが出ている段階は、神経の障害が進んでいる可能性があります。

転倒や打撲のあと急にしびれた

肘を強くぶつけた、転んで手をついた、事故で肘を打ちつけたあとに急にしびれが出た場合です。骨折や脱臼が隠れていることもあるため、外傷のあとの急なしびれは画像検査での確認が安心です。

2か月ほど続けても範囲が変わらない

施術とセルフケアを数週間から2か月続けても、しびれる範囲や強さがまったく変わらない場合です。変化が乏しいまま通い続けるより、検査で確かめていただくほうが次の判断につながります。

WITH CLINIC

整形外科と当院は、得意なことが違います

整形外科は画像検査・診断・投薬・注射ができる医療機関、整骨院は手技や物療で回復を支える役割です。どちらが良い・悪いではなく、得意なことが異なります。

整形外科と当院の役割分担

肘部管症候群では、神経の状態を調べる検査が必要になる場面があります。まず当院で状態を確認し、検査や診断が必要と判断した場合は整形外科の受診をおすすめしています。

整形外科が担っていること

レントゲンや超音波による画像検査、神経の伝わり方を調べる検査、投薬、注射、必要な場合の手術など、診断と医療行為を行う医療機関です。筋肉のやせや変形がある、原因を画像で確かめたい場面では整形外科での確認が欠かせません。

あやの整骨院が担っていること

手技を中心とした施術と物理療法で、神経に負担をかけている筋肉のこわばりや姿勢を減らしていく役割です。すでに整形外科に通われている方も、状況を伺ったうえで使い分けをご案内します。

あやの整骨院の肘部管症候群への施術

当院では、院長が独自の手技で向き合います。肘部管そのものを強く押したりほぐしたりはしません。神経が通る場所を直接刺激すると、その場でしびれが強まることがあるためです。前腕・上腕・肩甲骨まわり・首をゆるめ、肘を曲げたときに神経へかかる負担そのものを減らしていく組み立てで進めます。

デスクワークで一日中肘を曲げている方、運転時間の長い方、夜間に肘を抱えて眠っている方など、負担のかかり方はそれぞれ違うため、生活場面を伺いながら触れる順番を決めています。刺激の強さはその方にとっての6〜8割程度が目安で、ちょっと物足りないかなが6割、ちょっときついけれど大丈夫が8割のイメージです。バキバキと音を鳴らすような施術は行いません。

あやの整骨院の院内の施術スペース|肘部管症候群の施術を行う場所

施術の流れ

しびれの範囲と、きっかけを伺います

どの指がしびれるか、いつから続いているか、どのように痛めたか、どんな姿勢で強まるかを伺います。転倒や打撲などはっきりしたきっかけがあるかどうかで、健康保険が使えるかも変わってきます。小指側に限られているか、前腕の内側の感覚が残っているかを、この段階で確認します。

肘を曲げたときの変化と左右差を確認します

肘を深く曲げた姿勢を保っていただき、しびれが強まるかを見ます。あわせて肘部管の真上の響き方、前腕内側のこわばり、肘の曲げ伸ばしの引っかかりを確認します。押して痛む場所の左右差は、負担が集まっている場所を知る重要な参考情報です。

前腕の内側から順に、手技で整えていきます

尺側手根屈筋を中心に、神経がくぐる部分の手前と先をゆるめて滑りの余裕をつくります。続いて上腕の内側から肩まわり、肩甲骨まわり、首へと進みます。しびれが響く肘の内側そのものには圧を加えず、状態を確かめるにとどめます。

状態に応じて物理療法を組み合わせます

手技のあと、筋肉の緊張の残り方に応じて電気治療器やウォーターマッサージベッドを使います。ぶつけて間もない場合や奥のほうが痛む場合は、超音波治療を組み合わせることもあります。機械を増やすことが目的ではなく、手技で出た変化を落ち着かせることが目的です。

帰ってからの過ごし方と次の目安をお伝えします

夜の肘の位置、机での肘の置き場所、スマートフォンの持ち方など、その方の生活で一番負担が大きい場面をひとつだけ選んでお伝えします。一度にたくさん変えるより、ひとつを続けていただくほうが結果につながりやすいと感じています。

主な施術について(3種類)

肘部管症候群では、神経そのものを刺激するのではなく、神経の通り道に余裕をつくることを中心に進めます。前腕から首までを一つの経路として見て、どこで滑りが悪くなっているかを探していきます。

手技

院長が独自の手技で向き合う、施術の中心です。お話を伺いながら状態を確認し、症状に関連する部位を中心に、一人ひとりのお身体に合わせて進めていきます。肘を曲げたときにしびれが出る動きと、普段の肘の使い方を結びつけて確認することを大切にしています。

電気治療器

周波数の違う2つの電流を体の中で交差させ、その重なりで生まれる刺激を、表面だけでなく奥の筋肉まで届けます。指では届きにくい深いこりにも、もみほぐされるような心地よい刺激が広がり、力の入りすぎた筋肉をゆるめていきます。前腕の深いところや肩甲骨のあいだなど、手技だけでは届きにくい深部のこわばりも考慮して使います。

ウォーターマッサージベッド

当院でも屈指の人気を誇る機械です。温かい水流の心地よい刺激が、手技でゆるめた身体をさらに深いところからほぐし、眠っている回復力を引き出すお手伝いをします。施術後にだるさや重さが残りにくいよう、もみ返しをやわらげる役割も兼ねています。寝ているだけで肩から腰まで全身が水流に包まれ、力の入りすぎた筋肉がゆるんでいくのを感じていただけます。施術後の身体を落ち着かせ、無理なく帰れる状態へ整える役割として使っています。

必要に応じて使う物療機器(3種類)

すべての方に同じ機器を使うわけではありません。痛みや炎症の状態、冷えの強さ、脚の重だるさなどに応じて組み合わせます。機器の数を増やすのではなく、その日の状態に足りないものだけを足していく考え方です。

超音波治療器

1秒間に100万〜300万回という細かな振動を患部に伝え、体の奥まで届くあたたかさでじんわりほぐします。浅いところから深いところまで届く範囲を切り替えられるので、急性の症状にも組み合わせやすいのが心強いところです。肘をぶつけて間もないときや奥のほうが痛むときに、奥まで届くあたたかさで回復を後押しします。

近赤外線治療器(あわせて遠赤外線)

首の付け根の自律神経が集まる場所へ近赤外線をやさしく照射します。注射のような痛みもなく、体に負担をかけずに、こわばった神経の高ぶりをしずめ、全身の血のめぐりや自律神経のバランスを整える助けになります。あわせて遠赤外線が、体の芯までじんわりとあたためます。冷えるとしびれが強まる方に、芯からあたためて、めぐりと自律神経が整いやすい状態へ近づける目的で使います。

エアーマッサージ器

脚を包むカフが空気の力でやさしく加圧し、ふくらはぎ・下腿部のめぐりを下から上へと押し流すように促します。脚の太さに合わせて一定の圧で心地よく、もみ残しの少ない構造なので、立ち仕事や座りっぱなしで重だるくなった脚がすっきり軽くなります。腕にも使えます。一日中座って作業される方の、ふくらはぎ・下腿部のめぐりを促し、脚を軽くしやすい状態へ整えます。

動きを支える補助(2種類)

施術のあと、日常の動きの中で負担が戻らないようにする補助もご用意しています。症状を直接消すためのものではなく、負担のかかり方を変えるための道具です。肘部管症候群では、肘を曲げすぎないようにそっと支える使い方が中心になります。

テーピング

日常やスポーツの動きを、必要なところでさりげなく支える補助です。関節や筋肉のはたらきを助け、痛みの出やすい動きをそっとサポートします。作業中や運転中に肘が深く曲がりきらないよう、しびれが出やすい動きを無理なく支える補助として使います。

ストレッチボード

傾いた板にご自身で乗って、ふくらはぎを気持ちよく伸ばしていただく台です。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、ちぢんだり伸びたりして、脚に下りてきた血液を心臓へ送り返すポンプの役割をしています。ここが硬くなると、脚のむくみや冷え、疲れの抜けにくさにつながり、姿勢のバランスや腰・膝にまで負担がおよぶことがあります。やわらかく保てていると血のめぐりがよくなり、立ち姿勢も安定しやすくなります。長く同じ姿勢でいる方も、よく動いて使いすぎている方も、ふくらはぎは固くなりやすいからこそ、ほぼすべての方にご自身で乗っていただいています。ふくらはぎをやわらかく保つことは、脚だけでなく腰や膝の負担を減らす土台にもなります。

施術の費用と健康保険の考え方

肘部管症候群は、はっきりしたケガがきっかけではないことが多く、その場合は健康保険の対象外となり自費施術でのご案内になります。一方で、転倒して肘を打った、ぶつけてから急にしびれが出たなど、原因がはっきりしている症状では健康保険が適用される場合があります。どのように痛めたか、いつから続いているかを伺い、どちらでご案内できるかをその場で一緒に確認します。

費用のご案内(3種類)

どの扱いになるかは、症状のきっかけと経過によって変わります。どんな症状でも健康保険が使えるわけではないため、来院時に一緒に確認してからご案内します。

原因がはっきりした急性のケガの場合

肘を打った、転んで手をついたなど、原因がはっきりしている急性の症状・外傷は、健康保険が適用される場合があります。整形外科で同じ部位の健康保険診療を受けている期間は、扱いが難しくなる場合があります。

3割負担の目安は、健康保険の一部負担金に加え、必要に応じた保険外施術を含めた総額の目安です。症状や施術内容により変わるため、来院時に確認します。

きっかけのないしびれは自費施術で

デスクワークや寝姿勢など、日々の積み重ねで出てきたしびれは自費施術でのご案内になります。当院の自費施術は、30〜60分のもみほぐしを行うリラクゼーションメニューではありません。

保険施術で行う確認・手技・物療の考え方を、保険外となる症状に対して行う施術です。お身体の状態に合わせて、必要な確認と施術内容を組み立てます。

交通事故治療・自賠責保険適用・窓口負担0円

交通事故のあとに出てきた腕や手のしびれは、自賠責保険が適用される場合、窓口負担0円で施術を受けていただけることがあります。過失割合や補償状況によって扱いが変わるため、状況を伺いながらご案内します。

通院ペースと、変化を感じるまでの目安

当院では、週に何回来てくださいという決まった通い方をお願いしていません。初回のあと翌日は様子を見ていただき、2〜3日後に変化を確認して、そこから週1回程度を目安に、ご自身に合ったペースを見つけていただく形が基本です。初回は状態の確認と施術でおよそ60分、2回目以降はおよそ45分をみていただいています。

神経の症状は、筋肉の張りやこりに比べて変化がゆるやかです。しびれる時間が短くなった、肘を曲げていられる時間が延びたといった変化から始まることがほとんどです。一番強かったときを100%とすれば、日常生活で気にならない20〜30%程度まで落ち着いてくることを現実的なゴールと考えています。

通院の進め方と切り替えの目安(3項目)

痛みやしびれは身体からのサインでもあるため、完全にゼロを目指すのではなく、日常で気にならない状態を目指していきます。2回目の確認で変化の出方を見てから、施術の組み立てを調整します。

初回から2回目までの過ごし方

初回のあと、翌日はだるさが出る方もいますが、通常は1〜2日で落ち着きます。2〜3日後に再度お越しいただき、しびれの出るタイミングや範囲が変わったかを確認します。この2回目の確認を、施術の組み立てを決める大切な機会にしています。

その後のペースの決め方

週1回程度を目安に、ご自身の身体と相談しながらちょうどいい間隔を探していきます。落ち着いてきたら間隔を空けていただいて構いません。回数券の販売は行っておらず、必要以上の通院をおすすめすることもありません。必要なときにご自身のペースでお越しください。

整形外科へ切り替えをご案内する場面

数週間から2か月ほど続けてもしびれの範囲や強さが変わらない場合、途中で手の筋肉のやせや力の入りにくさが出てきた場合です。施術を続けることより、整形外科での検査を優先していただくようお伝えしています。

あやの整骨院について

01

しびれの小さな変化を院長が毎回確かめます

問診から施術、経過の確認まで院長がすべて直接担当します。前回どこが硬かったか、肘を何秒曲げたところでしびれが出たかを覚えたうえで次の施術に入れるため、回を重ねるほど、しびれの出方の小さな変化を拾いやすくなります。担当が変わる心配はありません。

02

しびれる場所と原因の場所を一緒に探します

しびれている指と、原因になっている場所が違うことはよくあります。肘だと思っていたら首や肩まわりに硬さが集まっていた、という方も少なくありません。押したときの反応や左右差をその場でお伝えし、負担の集まる場所を一緒に確認しながら進めます。

03

回数券なし・通院催促なし

回数券の販売は行っておらず、次回の予約を取らないと帰れないということもありません。しびれが落ち着いているときは無理に通い続ける必要はなく、必要なときにご自身のペースでお越しください。朝のしびれが戻ってきたと感じたときに、また気軽に立ち寄っていただける場所でありたいと考えています。

04

交通事故のサポートにも対応

NPO足立区交通事故治療協会の認定院として、交通事故後の施術にも対応しています。事故のあとから出てきた腕や手のしびれも、整形外科との併用を含めてご相談いただけます。自賠責保険が適用される場合は、窓口負担なくお受けいただけることがあります。

05

神経が響く場所を押さない、バキバキしない手技

関節を鳴らすような施術は行いません。刺激の強さはその方にとっての6〜8割を目安に、ややソフトからややハードの幅で調整します。しびれが響く肘の内側そのものには圧を加えず、状態を確かめるにとどめます。強さのご希望はその場で遠慮なくお伝えください。

06

地域の方の声を大切にしています

足立区新田を中心に、北区豊島や志茂、足立区鹿浜など、橋を渡ってお越しくださる方にも支えられています。寝姿勢やスマートフォンの持ち方のお話など、いただいたお声をもとに説明の仕方を少しずつ見直しています。Googleマップにも感想を寄せていただいています。

毎日のセルフケアと、施術の役割分担

痛みには悪循環があります。痛むと動けなくなり、動けないとまた痛む ⸺ この繰り返しです。あやの整骨院の施術は、まず今ある痛みをいったんリセットし、ご自身で身体を整えていける状態に戻す役割です。一方で、痛みが生まれにくい身体づくりにつながるのが、栄養・睡眠・運動・生活習慣という毎日のセルフケア。これは施術では代われない、ご自身にしかできない大切なケアです。症状が落ち着いているときは無理に通い続ける必要はなく、このセルフケアを続けて過ごしていただくのがいちばんです。ただ、長く同じ姿勢が続くようなときはセルフケアだけでは追いつかないこともあります。いつもと違う不調のサインを感じたら、深刻になる前に気軽にお越しください。施術と毎日のセルフケア、その両輪で身体は少しずつ変わっていきます。

施術の役割 ⸺ 今ある痛みをいったんリセットする

肘を曲げるたびに神経が引き伸ばされる状態が続くと、ご自身のケアだけでは追いつかなくなります。手技で前腕から首までのこわばりをゆるめ、神経の通り道に余裕をつくるところまでが施術の役割です。しびれが出にくい状態に一度戻すことで、ご自身のケアが効きやすくなります。

ご自身にしかできない毎日のセルフケア ⸺ 痛みが生まれにくい身体づくり

夜の肘の位置、机での肘の置き場所、休憩の取り方といった毎日の積み重ねは、施術では代われない部分です。肘部管症候群では、肘を深く曲げている時間を減らすことが、どんなストレッチよりも先に効いてきます。

痛みの悪循環と栄養・睡眠・運動・生活習慣の4つのセルフケアを示した図解

この4つは別々のものではなく、ゆるやかにつながっています。眠りが整うと日中の姿勢が保ちやすくなり、身体を動かす機会が増えると夜の眠りも深くなります。一つが整うと他も整いやすくなるので、まずは取り組みやすいところからで十分です。4つの土台については身体を整える4つの土台でまとめています。そのうえで、いつもと違うサインを感じたときは、深刻になる前にお越しください。

自宅でのセルフケア

原因タイプ別に整理しました

肘部管症候群のセルフケアで一番効果が期待できるのは、実はストレッチではなく、肘を深く曲げている時間を減らすことです。神経に負担をかけている時間そのものを短くしたうえで、やさしい運動を加えていきます。しびれが強まる、力が入りにくい感じが出る場合は、その場で中止してください。

3つすべて行う必要はありません。各シーンに3つずつご用意していますが、その中から続けやすいものを1つ選んでいただくだけでも十分です。日替わりで気分や状況に合わせて使い分けていただいてもかまいません。全部やれば理想的ですが、無理は禁物です。

朝のセルフケア(3つ)

朝のしびれは、眠っているあいだに肘が曲がっていた時間の結果です。起き上がる前後の数分で、縮こまった肘と前腕をほどいていきます。朝のケアは強さより、ゆっくり伸ばして手を開く順番を守ることが大切です。

目覚めたら、肘をゆっくり伸ばして手を開く

眠っているあいだに縮こまっていた肘と前腕を、起き上がる前に無理なくほどいていくケアです。血のめぐりを促し、朝のこわばりを和らげる狙いがあります。

まず仰向けのまま、腕を身体の横に置きます。次に肘をゆっくり伸ばし、手のひらを天井に向けます。そのまま指を大きく開いて3秒保ち、力を抜いて軽く握ります。左右それぞれ行い、最後に肘を軽く曲げ伸ばしして終わります。

5回を1セットとして、朝起きたときに1セット。強度は伸びを感じる手前まで、力を入れる必要はありません。布団の中でも、ベッドの縁に座った状態でも行えます。

指を開いたときにしびれが強まるようなら、その角度まで伸ばさず手前で止めてください。

反動をつけて勢いよく伸ばすのはNGです。しびれが増していくのに回数を重ねるのもNGです。じんじんした感覚が終わったあとも残る場合は中止してください。

早い方で数日から1週間ほどで、起きてからしびれが引くまでの時間が短くなってきます。1か月ほど続けると、朝の強さそのものが変わってくる方もいらっしゃいます。

手首から先だけがしびれる場合は手首側が関係していることもあります。院長として気になるのは、このケアで朝の変化がまったく出ない方で、その場合は夜の肘の位置以外の要因を考えていきます。

前腕の内側を、ご自身の手のひらでやさしくさする

神経がくぐる前腕内側の筋肉をゆるめ、滑りの余裕をつくるケアです。朝の着替え前や洗面のあとに取り入れやすい方法です。

まず反対の手のひら全体を、しびれる側の前腕の内側に当てます。次に皮膚を軽くずらす程度の力で、手首から肘に向かって一方向にゆっくりさすり上げます。肘の手前で手を離し、また手首から始めます。最後に手首をゆっくり回して終わります。

片側1〜2分、朝に1回が目安です。指先でグリグリ押さず、ご自身の手のひら全体を使ってください。肘の内側のくぼみには触れず、その手前で止めます。

さすったあとに前腕が軽く感じられれば十分で、強く押すほど効くわけではありません。

指先で強く押し込むのはNGです。マッサージ器を肘の内側に当てるのもNGです。さすったあとにしびれが強まる、じんじんが長く残る場合は中止してください。

その場で前腕が軽くなる感覚があり、続けていくと日中のしびれの出はじめが遅くなってくる方が多くいらっしゃいます。

前腕の内側の感覚そのものが鈍い場合は、首が関係していることもあります。強さよりも方向と回数が大切だと、院長としてお伝えしています。

首を反対側へ倒す、尺骨神経のやさしい滑走運動

神経を伸ばすのではなく、首から指先までの経路の中で滑らせて、動きを取り戻すためのケアです。朝の身支度の合間に椅子に座って行います。

まず椅子に浅く座り、しびれる側の腕を横に開いて肘を軽く伸ばします。次に手のひらを外側へ向けます。そのまま首を反対側へゆっくり傾けて3秒保ちます。ゆっくり首を戻し、腕も下ろして一呼吸おきます。

5回を1セット、朝に1セットが目安です。呼吸は止めずに、傾けるときに吐きます。強度はじんわり張る手前までで、動かす幅は小さくて構いません。

しびれが強まる角度まで倒さず、何も感じないくらいの幅から始めてください。

痛みを我慢して強く倒すのはNGです。反動をつけて首を振るのもNGです。じんじんが残る、力が入らない感じが出た場合はすぐに中止してください。

2〜3週間続けると、肘を曲げていられる時間が少しずつ延びてくる方がいらっしゃいます。

首を傾けただけで腕全体にしびれが走る場合は、首の側の確認が必要です。院長としては、このケアでしびれが増える方には無理におすすめしていません。

日中のセルフケア(3つ)

日中は、デスクワーク、会議、運転、スマートフォンなど、肘を曲げる場面が途切れなく続きます。運動よりも、肘の置き場所と曲げている時間を変える工夫が中心です。硬い縁に肘の内側を当てない、それだけでも夕方のしびれが変わることがあります。

机の縁に肘を乗せず、当たる場所を変える

硬い机の縁が肘の内側を外から押し続けている状態を減らすための工夫です。デスクワークや事務作業が長い方に特におすすめしています。

まず椅子を机に近づけ、肘ではなく前腕全体が机に乗る位置に座ります。次に、肘が90度より深く曲がらないよう椅子の高さを調整します。調整が難しい場合は、机の縁にたたんだタオルを敷きます。作業中に肘が縁に戻っていないか、ときどき確かめます。

作業を始めるときに1回確認し、あとは気づいたときに座り直す程度で十分です。運動ではないので、強度を気にする必要はありません。

この一点を変えるだけでも、夕方のしびれの強さが変わる方が少なくありません。

肘当てを厚くしすぎて、かえって肘が深く曲がるのはNGです。反対側に体重をかけ続けるのもNGです。姿勢を変えたあとにしびれが強まる場合は元に戻してください。

当日から夕方のしびれが軽くなる方もいて、数週間続けると、しびれを意識する回数そのものが減ってきます。

手首を反らせたまま打鍵してしびれる場合は手首側も関係しているため、来院時に教えてください。院長としては、この工夫だけでも続ける価値が十分にあると考えています。

1時間に一度、肘をまっすぐ伸ばしてリセットする

曲げっぱなしで高まった肘部管の内圧を、こまめに逃がしていくためのケアです。会議や運転の合間にも行えます。

まず手を膝か机の上に置きます。次に肘をゆっくり伸ばし、手のひらを上に向けて10秒保ちます。そのまま指を3回大きく開いて閉じます。最後に肩をすくめてストンと落とします。

1時間に1回、10〜20秒が目安です。呼吸は止めず、力を抜いて伸ばすだけで十分です。運転中は停車中や休憩時に行ってください。

伸ばしたときに楽になる感覚があれば、肘を曲げている時間が負担になっているサインです。

肘を勢いよく伸ばしきるのはNGです。しびれを我慢したまま曲げ続けるのもNGです。伸ばしたときに肘の内側が鋭く痛む場合は中止してください。

当日から夕方の重だるさが軽くなる方がいて、続けると、しびれが出るまでの作業時間が少しずつ延びていきます。

伸ばしてもまったく変化しないしびれは、肘以外が関係していることもあります。院長としては、いちばん取り入れやすいケアとしてまずおすすめしています。

スマートフォンと受話器の持ち替えを決めておく

片手で長く持つことで、同じ側の肘を曲げている時間が集中するのを避けるための工夫です。通話や動画、電車の中での操作が多い方に向いています。

まず使い始める前に、途中で反対の手に持ち替えると決めておきます。次に、一区切りついたら持ち手を替えます。長い通話はイヤホンやスピーカーを使います。置いたタイミングで、一度肘を伸ばしておきます。

使うたびに意識するだけで、回数を数える必要はありません。持ち替えの習慣づけが目的なので、強度もありません。

しびれている側だけで持ち続けていないかに気づくことが、このケアの一番の目的です。

しびれている側だけで持ち続けるのはNGです。痛みがあるのに我慢して操作を続けるのもNGです。持ち替えても改善せず、しびれが常に続くようになった場合は、早めにご相談ください。

数日で夜のしびれの強さが変わってくる方もいて、続けることで再発予防にもつながります。

親指側がしびれる場合は手首側の負担も考えられます。院長として伺っていると、意外なほど効果を実感される方が多いケアです。

夜のセルフケア(3つ)

夜は、一日のこわばりを落ち着かせることと、眠っているあいだに肘が深く曲がる時間を減らすことの2つが目的です。朝が一番つらい方は、寝る前の肘の準備がいちばん変化につながりやすい時間です。

フェイスタオルで、肘が深く曲がらないようにして眠る

眠っているあいだに肘が深く折りたたまれる時間を減らすための工夫です。夜中にしびれで目が覚める方、朝が一番つらい方に向いています。

まずフェイスタオルを縦長にたたみ、筒状に巻きます。次に、肘を軽く伸ばした状態で、肘の内側に添えるように当てます。包帯やサポーターのネットで、ずれない程度にゆるく留めます。朝起きたら外して、肘をゆっくり伸ばします。

毎晩、就寝前に行います。目的は固定ではなく、寝返りで肘が深く曲がりきらないようにすることです。締めつけは指が1本入る程度にとどめます。

締めつけ感や指の冷たさが出たら、その夜は外して休んでください。

きつく巻いてしっかり固定するのはNGです。痛みや冷えを我慢してつけ続けるのもNGです。朝に手が冷たい、指の色が変わる、締めつけ感がある場合は中止してください。

数日から1週間で朝のしびれが変わってくる方がいて、続けると夜中に目が覚める回数が減ってきます。

タオルを使っても朝のしびれがまったく変わらない場合は、首や手首側の確認が必要です。院長としては、セルフケアの中で最も変化が出やすい方法だと感じています。

入浴後に、ご自身の手で前腕の内側をゆるめる

温まって筋肉がゆるんでいる状態を活かし、神経の通り道に余裕をつくるケアです。入浴後のくつろいだ時間に行います。

まず湯上がりに楽な姿勢で座ります。次に反対の手のひら全体を前腕の内側に当て、手首から肘へゆっくりさすり上げます。肘の手前で手を離し、また手首から繰り返します。最後に手首と指をゆっくり動かして終わります。

片側1〜2分、就寝前に1回が目安です。力はほとんど必要なく、ご自身の手のひらでなでる程度で十分です。

温めて楽になるか、かえって強まるかは、来院時に教えていただきたい大切な情報です。

肘の内側のくぼみを指で押し込むのはNGです。しびれている場所を強く揉むのもNGです。さすったあとにしびれが強まる場合は中止してください。

寝つきが楽になる方がいて、続けると朝のこわばりが軽くなってきます。

入浴で温めるとかえってしびれが強まる場合は、炎症が関係していることもあります。院長としては、温めたときの反応を施術の組み立ての判断材料にしています。

寝る前に、肩甲骨をゆっくり回す

肩が前に入った姿勢をほどき、首から指先までの神経の経路全体の引っかかりを減らすためのケアです。夕方から夜にしびれが重くなる方に向いています。

まず座るか立った姿勢で、両手の指先をそれぞれの肩に置きます。次に肘で大きな円を描くように、後ろ回しを5回行います。続けて前回しを5回行います。最後に両腕を下ろし、肩の力を抜いてゆっくり深呼吸します。

前後5回ずつを1セット、就寝前に行います。回すときは息を止めず、痛みのない範囲でゆっくり動かします。

回したあとに肩が軽く感じれば十分で、大きく回すことより、ゆっくり回すことを優先してください。

反動をつけて勢いよく回すのはNGです。肩に痛みがあるのに続けるのもNGです。回したあとに腕のしびれが強まる場合は中止してください。

その場で肩が軽くなる方が多く、続けると日中の姿勢が保ちやすくなってきます。

肩を回したときに肩そのものが痛む場合は、肩関節の確認も必要です。院長としては、首肩のこりが強い方に特におすすめしているケアです。

画像で解説!おすすめストレッチ3選

肘部管症候群では、神経を強く伸ばすストレッチは逆効果になることがあります。ここでは、神経を滑らせる運動と、通り道まわりの筋肉をゆるめるものに絞りました。どれも、しびれが強まらない範囲で小さく行うことが前提です。

尺骨神経スライダー(座って行う滑走運動)

椅子に座り腕を横に開いて手のひらを外へ向け、首を反対側へ傾ける尺骨神経の滑走運動を行う30代女性

椅子に浅く座り、腕を横に開いて肘を軽く伸ばし、手のひらを外側へ向けます。そのまま首を反対側へゆっくり傾けて3秒保ち、元に戻します。5回を1セット、1日2〜3セットが目安です。伸ばすのではなく滑らせる動きなので、動かす幅は小さくて構いません。

前腕内側のストレッチ

片腕を前へ伸ばして手のひらを前に向け、反対の手で指先を身体側へゆっくり反らせて前腕の内側を伸ばす30代女性

片腕を前へ伸ばして肘をまっすぐにし、手のひらを前に向けます。反対の手で指先をご自身の身体側へゆっくり反らせ、15秒保ちます。左右2回ずつ、1日2回が目安です。前腕の内側にじんわり張りを感じるところで止め、痛みが出る角度までは行いません。

肩甲骨を寄せて肩の前を開くストレッチ

両手を背中側で軽く組み、肩甲骨を寄せて肩の前を開くストレッチを行う30代女性

立つか座った姿勢で、両手を身体の後ろで軽く組みます。肩甲骨を寄せて肩の前を開くようにし、15秒保って力を抜きます。3回を1セット、1日2セットが目安です。肩が前に入った姿勢が戻ると、肘に届く前の段階で神経が引っかかりにくくなります。

NPO認定院として、交通事故後のご相談にも対応しています

あやの整骨院は、NPO足立区交通事故治療協会の認定院です。ふだんは肩こりや腰痛、手のしびれなどでお越しになる方が中心ですが、交通事故後の施術にも対応しています。追突された際に腕を突っ張った、ハンドルを握ったまま衝撃を受けた、肘を打ちつけたといったきっかけのあとに、遅れて小指側のしびれが出てくることもあります。

事故後は首や腰の痛みが目立ち、手のしびれに気づくのが遅れることがあります。交通事故後に同様の不調が出た場合は、まず整形外科で診断を受けたうえで、併用のご相談をいただけます。

NPO足立区交通事故治療協会 認定院のご案内バナー

お越しになる方の声

当院にお寄せいただいたお声と、来院時によく伺うご相談をご紹介します。Googleマップにも口コミをいただいています。

Rさん(50代・デスクワーク)

夜中に小指がしびれて目が覚めるのが続いていました。整形外科ではお薬をもらっただけだったので、他にできることはないかと思って来ました。肘だけでなく肩と首もかなり硬いと言われたのが意外でした。寝るときの腕の位置を変えてみたら、朝のしびれが前ほどではなくなってきています。

よくある不安

放っておいても自然に治りますか

肘を曲げる時間が減ると、自然に軽くなっていく方もいらっしゃいます。ただ、仕事や寝姿勢が変わらないまま何か月も続いている場合は、負担が積み重なっていることが多くあります。指の使いにくさが出てきたら、様子を見るより早めに確認したほうが安心です。

よくあるご相談

寝るときの肘の位置はどうすれば

横向きで腕を抱え込む、腕枕をする姿勢で朝のしびれが強い方から、よくご相談をいただきます。来院時には、ふだんの寝姿勢を伺ったうえで、タオルの使い方や腕の置き方をお伝えしています。寝姿勢をひとつ変えるだけで、朝のしびれが変わる方は少なくありません。

よくある不安

手術が必要にならないか心配です

手芸や細かい作業で薬指と小指がじんじんして、年のせいかと諦めていたという方も多くいらっしゃいます。当院では、筋肉のやせや指の伸ばしにくさがないかを確認し、必要があれば整形外科での検査をおすすめしています。感覚のしびれだけの段階であれば、生活の見直しと施術で変化を感じる方も多くいます。

交通事故のご相談

Eさん(40代・交通事故後の腕と手のしびれ)

信号待ちで追突されて、最初は首だけだったのに、あとから小指側がしびれてきました。整形外科にも通いながらこちらでも見てもらっています。保険会社とのやりとりで分からないことも、そのつど整理して教えてもらえたので助かりました。

Googleマップの口コミ

ありがたいことに、Googleマップにも多くの感想を頂戴しています。はじめてお越しになる前の参考にしていただけたらうれしいです。

クチコミを見る

クチコミを書く

たくさんの温かいお声、本当にありがとうございます。いただいた言葉を励みに、施術やサービスの向上に全力で取り組んでまいります。

※症状の感じ方や経過には個人差があります。

※ご来院者の声は、実際の感想をもとに、個人が特定されないよう編集しています。

※よくあるご相談は、来院時に多く伺う内容をもとにまとめたものです。

よくあるご質問

このくらいの痛みで行ってもいいか迷っています。様子を見たほうがいいですか?

ぜひお気軽にご相談ください。『これくらいで行ってもいいのかな』と様子を見ているうちに痛みが長引いてしまう方は、実はとても多くいらっしゃいます。痛みの感じ方は人それぞれで、ご本人にとっては軽い症状でも、蓄積しすぎて逆に感じづらくなってしまっていることも少なくありません。気になった段階で気軽に相談していただいたほうが、結果的に通院も短く済みやすくなります。来院時にどのように痛めたか・どんな動きで痛むか・いつから続いているかを伺い、健康保険が使える症状かどうかを一緒に確認していきます。予約は不要です。施術中は電話に出られない場合がありますが、お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。

肘部管症候群かどうか、自分で見分ける方法はありますか?

ご自身で確定はできませんが、目安はあります。しびれが小指と薬指の小指側に限られているか、肘を深く曲げて1分ほど保つとしびれが強まるか、前腕の内側の感覚が保たれているかの3点です。親指側までしびれる場合や前腕の内側まで鈍い場合は、手首や首が関係していることもあります。最終的な見極めは、来院時に一緒に確認していきます。

整形外科に行く前でも、あやの整骨院で相談できますか?

はい、ご相談いただけます。来院時に、原因がはっきりしている急性の症状かどうかを伺い、健康保険の対象になりやすいかを確認します。まず当院で状態を確認し、画像検査や診断が必要と判断した場合は整形外科の受診をおすすめしています。整形外科へ先に通院中の同一部位・同一症状は、健康保険の扱いが難しくなる場合があります。

整形外科に通いながら、あやの整骨院でも施術を受けられますか?

通院すること自体は可能ですが、健康保険の扱いには決まりがあります。同じ部位を同じ時期に、整形外科と整骨院の両方で健康保険を使うことはできません。違う部位であれば併用できる可能性があり、最終的な判断は加入している健康保険の保険者になります。肘のしびれで整形外科に通院中の場合は、当院では自費施術でのご案内になることがあるため、来院時に状況を伺って確認します。

どのくらい通えばいいですか。回数券はありますか?

決まった回数をお願いすることはありません。初回のあと2〜3日後に変化を確認し、その後は週1回程度を目安に、ご自身に合った間隔を探していきます。回数券の販売は行っておりませんので、必要なときにご自身のペースでお越しください。数週間から2か月続けても変化が乏しい場合は、整形外科での検査をおすすめしています。

交通事故のあとに出てきた手のしびれでも相談できますか?

はい、ご相談いただけます。当院はNPO足立区交通事故治療協会の認定院で、整形外科で診断を受けたうえでの併用を基本にしています。事故のあとに遅れて出てきたしびれも、軽い違和感のうちに状態を確認しておくと安心です。自賠責保険が適用される場合は、窓口負担なく施術を受けていただける場合がありますが、状況により変わります。予約は不要で、施術中は電話に出られない場合がありますが、お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。

あやの整骨院へのアクセス

足立区新田3-7-15にあるあやの整骨院の外観

あやの整骨院は、足立区新田3-7-15にあります。予約は不要ですので、肘や手のしびれが気になったときに、そのままお越しください。志茂・東十条・王子神谷方面からは新神谷橋または新田橋、北区豊島・王子方面からは新豊橋、川口市東領家・領家からは鹿浜橋を渡ってお越しいただけます。

所在地

〒123-0865 東京都足立区新田3-7-15にございます。地図アプリで開く場合は、Googleマップで場所を見るからどうぞ。

受付時間と休診日

平日は9:00〜13:00と15:00〜19:00、土日祝は9:00〜13:00の受付です。休診日は水曜日です。土日祝も午前中は受付していますので、お仕事を休まずに通っていただけます。

※受付は診療終了時間の30分前までとなります。なお、混雑状況により受付を早めに終了する場合がございますので、あらかじめご了承ください。

お電話とご来院について

お電話は03-6316-5272です。予約は不要です。施術中は電話に出られない場合があります。お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。

健康保険証やお薬手帳をお持ちの方は、あわせてご持参ください。

あやの整骨院がご来院いただいているエリア

足立区新田を中心に、橋を渡った北区や川口市からもお越しいただいています。記載のないご住所からでも、気兼ねなくお越しください。

足立区エリア

新田 鹿浜 小台 宮城 堀之内 椿 加賀 皿沼 江北 扇 谷在家 ハートアイランド地区

北区エリア

豊島 神谷 志茂 堀船 王子神谷 王子 東十条 岩淵町 赤羽

埼玉県川口市エリア

東領家 領家

最寄り駅・交通拠点

王子神谷駅 志茂駅 東十条駅 王子駅 足立小台駅 赤羽駅

主要バス停・橋

新田三丁目 新田二丁目 ハートアイランド入口 環七新田 豊島六丁目 新田橋 新豊橋 鹿浜橋 新神谷橋 豊島橋

上記は当院から実道のりでおよそ2〜3km圏内を中心とした目安です。記載のないご住所からのご来院も歓迎しております。

この記事を書いた人
あやの整骨院 院長 新田 涼
あやの整骨院 院長 新田 涼

ごあいさつ

『あやの整骨院』のホームページをご覧いただきありがとうございます。院長の新田です。

これまで治療家として約20年、腰痛・肩こり・首の痛み・ひざの痛み・交通事故後のむちうちなど、さまざまな症状と向き合ってきました。

痛みが出ている場所と、その原因・狙うべき場所が違うことはよくあります。また、原因が一か所だけでなく、複数の部位にまたがっていることも珍しくありません。施術中のお身体の反応を確認しながら、どこに負担が蓄積しているかを探っていくことを大切にしています。

小指と薬指のしびれも、肘だけでなく首や肩、毎晩の寝姿勢まで含めて見ていくと、変化のきっかけが見つかることがあります。

必要以上にメニューを足していくのではなく、シンプルな施術内容をベースに、当院独自の技術と工夫で、できる限りの変化を目指します。初めての方も、久しぶりの方も、つらいと感じたときは我慢せず、ご自身のペースで気兼ねなくお越しください。

あやの整骨院 院長 新田 涼(にった りょう)

柔道整復師/治療家歴 約20年
NPO 足立区交通事故治療協会 認定院

治療家としての歩みは、全国チェーンの整骨院から始まりました。その後、加圧治療を取り入れた整骨院、トレーニングジム併設の整骨院、スポーツ外傷の多い整骨院、骨盤・骨格・関節矯正を専門とする整骨院、交通事故治療・ゆがみ矯正専門の整骨院、肩こり専門の整体院などで経験を重ね、足立区鹿浜と江東区木場の整骨院で計5年間院長を務めました。その後、子どもの頃から過ごしてきた地域である足立区新田で、あやの整骨院を開業しました。

整体や各種専門院で培った技術を整骨院の施術に応用しております。交通事故の対応経験も多数。詳しくは院長プロフィールをご覧ください。

本ページで参照した出典

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

あなたの一日が、ほんの少し軽やかになりますように。