関節包・腱板に炎症が起こる
40代以降に柔軟性が落ちた組織へ、腕を挙げる・捻る動作が重なり、小さな傷みが積み重なります。はっきりしたケガがなくても始まるのが特徴です。
AYANO SEIKOTSUIN · ADACHI · SHINDEN
足立区新田の整骨院|予約不要・院長が直接対応
洗濯物を干す、袖に腕を通す、髪を後ろでまとめる。そんな毎日の動きで肩が止まってしまう方へ。四十肩・五十肩は、いまの肩が「痛みの強い時期」か「硬さが中心の時期」かで、していいことが変わります。院長がその時期を確かめながら、独自の手技で向き合います。
FOR YOU
四十肩・五十肩は、肩関節の内側で炎症と硬さが同時に進む状態です。痛みが強い時期は動かし方を抑え、落ち着いてきたら動かす範囲を広げるという「時期の切り替え」が回復を左右します。あやの整骨院では、いま肩がどの時期にあるかを確認し、手技と物療を組み合わせて対応しています。
洗濯物を干す、高い棚の物を取るときに、ある高さから先へ腕が上がらない。力を抜いて支えてもらっても上がらないなら、肩こりとは別の状態を考える目安になります。
痛い側を下にして眠れない、じっとしていてもズキズキする。夜の痛みは、炎症がまだ活発かどうかを見分ける大事な手がかりです。
エプロンの紐が結べない、髪を後ろでまとめられない、コートの袖に腕を通すと強く痛む。背中側や頭の後ろへ手を回す動きの制限は、四十肩・五十肩でよく見られます。
肩こりだと思って揉んだらかえってつらくなった、整形外科で「様子を見ましょう」と言われて不安が残る。動かしていいかどうかは、肩の時期によって答えが変わります。
足立区新田・北区豊島・足立区鹿浜などの地域から、このようなお悩みでお越しになる方が多くいらっしゃいます。予約は不要ですので、ご都合のよいときにそのままお越しください。
このページでは、施術の考え方に加えて、ご自宅で無理なく取り入れやすいセルフケアもまとめています。
WHAT IS FROZEN SHOULDER
四十肩・五十肩は「筋肉の疲れ」ではなく、関節そのものが痛んで硬くなる状態です。肩こりと同じように揉んで対応すると長引くことがあるため、まずは違いを知っておくことが大切です。
四十肩・五十肩とは、肩関節を包む関節包(かんせつほう)や腱板(けんばん)に炎症と硬さが生じ、肩の痛みと動かしづらさが同時に進んでいく状態で、医療機関では肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)や凍結肩(とうけつけん)と呼ばれることもあります。
「四十肩」「五十肩」は年齢による呼び分けで、状態としては同じものを指します。肩の関節は骨と骨のはまりが浅いかわりに、袋状の関節包と、肩を支える4つの筋肉の腱である腱板が安定性を担っています。ここに炎症が起き、袋が縮んで硬くなることで、自分で動かしても、ほかの人に動かしてもらっても肩が上がらなくなります。
肩こりは「重い・張る」という感覚が中心で、ほかの人に腕を持ち上げてもらえば肩は普通に上がります。四十肩・五十肩は、力を抜いて支えてもらっても途中で止まって痛みが出るという点が決定的な違いです。
力を抜き、反対の手で痛い側の腕を持ち上げてみてください。支えると楽に上がるなら肩こり寄り、支えても止まるなら四十肩・五十肩寄りと考えられます。
寝返りで目が覚める、痛い側を下にできないという状態は、肩こりではあまり起こりません。夜間痛がある時期は、強いストレッチや強い揉みを避けたい時期です。
腰の後ろに手を回す動き(結帯動作)と、頭の後ろに手を回す動き(結髪動作)を左右で比べます。左右で届く高さがはっきり違うなら、関節の硬さが関係していることが多いです。
肩こりと四十肩・五十肩が同時に起きていることや、首からの神経症状が混ざっていることもあります。ご自身での見分けは目安にとどめ、判断に迷うときはそのままお越しください。
お越しになる方の多くは、最初の数週間を「肩こりがひどくなった」と考えて過ごされています。夜の痛みが出てきた段階、あるいは着替えができなくなった段階でご相談に来られるケースが目立ちます。
肩の前側(上腕二頭筋長頭腱が走るあたり)を押したときの痛みと、脇の後ろ(小円筋・大円筋のあたり)の硬さを確認します。押して痛むかどうかの左右差を、硬さと合わせて判断材料にしています。
肩甲骨の内側の張りと、背中側の背骨(胸椎)の反りやすさを、動きの出方で確認します。肩そのものより、肩甲骨や背中が動かないことで腕が止まっている場合も少なくありません。
確認の途中で痛みを我慢して教えていただく必要はありません。痛みがあればその場でお伝えいただくことが、刺激量を合わせるいちばんの手がかりになります。
硬さだけで決めつけることはせず、どの方向に動かすと痛むか、どこで止まるかを一つずつ確かめながら進めます。
MECHANISM
四十肩・五十肩は炎症だけで起こるのではありません。炎症 → 痛みで動かさない → 関節包が縮む → さらに動かない、という流れで進んでいきます。この流れを知っておくと、ご自宅での判断がつきやすくなります。
40代以降に柔軟性が落ちた組織へ、腕を挙げる・捻る動作が重なり、小さな傷みが積み重なります。はっきりしたケガがなくても始まるのが特徴です。
痛いので、腕を体の横に置いたまま過ごす時間が増えます。かばう生活が続くほど、肩が動く範囲は狭まっていきます。
関節包は動かさない期間が続くと縮み、内側同士がくっついていく性質があります。これが拘縮(こうしゅく)と呼ばれる、関節が硬くなった状態です。
硬くなった肩を動かすとまた痛み、さらに動かさなくなります。痛みそのものより「動かさなかった時間」が可動域を奪っていくことが多いです。
40代以降になると、腱板や関節包の柔軟性が少しずつ落ちていきます。そこへ日常の中で肩を挙げる・捻る動作が繰り返されると、目に見えない小さな傷みが積み重なって炎症が起こります。きっかけは特別な動作ではなく、毎日くり返している何気ない動作であることがほとんどです。
腕を頭より上へ伸ばす動作が毎日続きます。肩の前側や上側に、少しずつ負担がたまりやすい動作です。
座ったまま腕を後ろへ伸ばして捻る動きは、肩関節に大きな捻れが加わります。この瞬間に鋭い痛みが出てから気づく方も多いです。
腕が下へ引かれる状態が続き、肩を支える腱板に負担がかかります。いつも同じ側で持つ習慣がある方は、左右差が出やすい傾向があります。
横になると肩は体重で圧迫され、日中の筋肉の動きによる血流のポンプ作用も止まります。炎症のある組織に圧と血流の変化が加わることで、安静にしているはずの夜に痛みが強く出ます。夜間痛があるかどうかは、炎症がまだ活発かどうかを判断する材料になるため、当院では必ずお聞きしています。
体重がそのまま肩関節にかかり、炎症のある組織が圧迫されます。痛い側を下にして眠れない時期は、炎症期の可能性が高いと考えます。
仰向けでも、肩が布団のほうへ沈み込むと関節の前側が引き伸ばされます。肘の下にクッションを入れるだけで楽になる方もいます。
長く同じ姿勢で寝ていた後の明け方は、こわばりと痛みが重なりやすい時間帯です。目が覚める回数が減ってきたら、炎症が落ち着いてきたサインのひとつです。
腕を真上に上げる動作は、肩関節だけで完結しません。肩甲骨が上向きに回り、背中側の背骨(胸椎)がわずかに反ることで、はじめて腕は耳の横まで届きます。施術の中では、肩関節より「肩甲骨が滑らない」「背中が反らない」ことに行き当たる場面が少なくありません。
パソコン作業が続くと背中が丸まり、肩甲骨が前へ引き出された状態で固まります。背中が丸いままでは、肩が健康でも腕は上がりきりません。
画面をのぞき込む姿勢で、首と肩が前へ出ます。肩が前に入った姿勢が続く方ほど、腕の上がりにくさが強く出やすいと感じています。
腕を前に出したまま背中が丸まる姿勢が長く続きます。仕事で運転が多い方は、肩甲骨まわりの硬さもあわせて確認します。
前かがみの姿勢が気になる方は、巻き肩姿勢による肩こり・腕の上げづらさのページもあわせてご覧ください。
四十肩・五十肩のつらさは、一日の中でも出方が変わります。どの時間帯にどんな痛みが出るかは、いまの時期を見分ける手がかりになるので、来院時にぜひお聞かせください。
起き上がるとき、顔を洗うときに肩が固まった感じが強く出ます。動いているうちに少し楽になるなら、硬さが中心になりつつあるサインです。
袖に腕を通す、背中側の物を取るといった瞬間に、ズキッとした痛みが走ります。痛む動作を無理にくり返さないことが、日中のいちばんの工夫です。
横になると痛みが増し、寝返りのたびに目が覚めます。夜の痛みが強い時期は、動かす練習より痛みを落ち着かせることを優先します。
THREE STAGES
四十肩・五十肩は、炎症期 → 拘縮期 → 回復期という経過をたどることが多いとされています。それぞれの時期で「していいこと」が正反対になるため、ここを混同すると回復が遠回りになります。
動かせる範囲は狭いものの、まだ完全には固まっていない時期です。痛みを抑えることを優先し、強いストレッチや強い揉みは避けます。痛みのない範囲でぶら下げて揺らす程度に動かします。
無理に動かすと突っ張る時期です。動かす範囲を少しずつ広げ、肩甲骨・背中・脇の後ろの硬さにも手技でアプローチします。
疲れると痛みが出戻りすることがある時期です。可動域を取り戻す動きと、日常動作への復帰を並行して進めます。
※各時期の長さには大きな個人差があり、糖尿病などの持病がある方は経過が長引く傾向が報告されています。時期の区切りは目安としてご理解ください。
ABOUT US
四十肩・五十肩は、数週間で時期が切り替わることがあります。毎回院長が担当するので、前回との夜間痛や可動域の違いを見逃さずに施術を組み替えられます。
肩関節だけでなく、肩甲骨の滑り、背中の反りやすさ、脇の後ろの硬さまで確認します。痛む場所と、腕を止めている場所が違うことはよくあります。
経過に時間がかかりやすい症状だからこそ、回数券の販売や通院の催促は行っていません。必要なときに、ご自身の身体と相談しながらお越しください。
NPO足立区交通事故治療協会の認定院として、自賠責保険を使った施術にも対応しています。事故のあとから肩が上がりにくくなった方も、年齢のせいと決めつけずご相談ください。
骨を鳴らすような施術は行いません。炎症期はやさしめ、拘縮期はしっかりめと、時期に合わせて刺激量を変えています。
「夜に眠れた」「袖に腕が通った」といった声を励みにしています。痛みの数字より、毎日の動作がどう変わったかを一緒に振り返ります。
TREATMENT
当院では、腕が上がらない、夜に痛むという四十肩・五十肩のお悩みに、院長が独自の手技で向き合います。まず「炎症期か、拘縮期か」を確かめ、そのうえで刺激量と施術する場所を変えています。同じ四十肩・五十肩でも、時期が違えば施術内容は別物になります。
夜間痛の有無、痛い側を下にして眠れるか、どんな動作から痛くなったかをお聞きします。夜の痛みの強さは、炎症期かどうかを見分けるいちばんの手がかりです。
ご自身で腕を上げていただいたあと、院長が腕を支えて上げ、止まり方を確かめます。「痛みで止まる」なら炎症が主体、「突っ張って止まる」なら硬さが主体と判断します。
結帯動作と結髪動作を左右で比べ、肩の前側・脇の後ろ・肩甲骨の内側・背中側の背骨の動きを確認します。どの方向の制限が強いかで、施術の優先順位が決まります。
肩関節まわりに加え、脇の後ろ・肩甲骨の内側・背中側の動きへアプローチします。手技の時間はおよそ15〜20分です。炎症期は痛みを増やさないこと、拘縮期は動く範囲を広げることを優先します。
電気治療器とウォーターマッサージベッドを基本に、炎症が強い時期は超音波治療や近赤外線治療を組み合わせます。手技で動きが出た状態を、施術後に戻りにくくするための工程です。
施術後の過ごし方と、翌日に夜間痛が増えていないかの見方をお伝えします。翌日の反応を次回お聞かせいただくことで、刺激量をより合わせやすくなります。
当院の手技は「ややソフト〜ややハード」の幅の中で、その方の状態に合わせて調整します。その方にとっての6〜8割程度の刺激量を基準にしています。
炎症期は6割寄りで進めることが多いです。夜間痛が強い時期に刺激を強めると、かえって痛みが増すことがあるためです。
拘縮期は8割寄りに寄せていくことが多いです。硬さが中心の時期は、ある程度の刺激がないと動く範囲が広がりにくいからです。
弱すぎると刺激が届かず、お身体からの反応も読み取りにくくなります。強すぎると防御反応で筋肉が逆に硬くなってしまいます。
施術の中心は院長の手技で、電気治療器とウォーターマッサージベッドを組み合わせます。手技で肩が動く余地をつくり、物療でその状態を落ち着かせるという役割分担です。
院長が独自の手技で向き合う、施術の中心です。お話を伺いながら状態を確認し、症状に関連する部位を中心に、一人ひとりのお身体に合わせて進めていきます。四十肩・五十肩では、肩関節だけでなく肩甲骨や背中側の動きも含めて、腕が止まる動きと普段の使い方を結びつけて確認することを大切にしています。
周波数の違う2つの電流を体の中で交差させ、その重なりで生まれる刺激を、表面だけでなく奥の筋肉まで届けます。指では届きにくい深いこりにも、もみほぐされるような心地よい刺激が広がり、力の入りすぎた筋肉をゆるめていきます。肩をかばって固まった肩まわりにも、手技だけでは届きにくい深部のこわばりも考慮して使用します。
当院でも屈指の人気を誇る機械です。温かい水流の心地よい刺激が、手技でゆるめた身体をさらに深いところからほぐし、眠っている回復力を引き出すお手伝いをします。施術後にだるさや重さが残りにくいよう、もみ返しをやわらげる役割も兼ねています。寝ているだけで肩から腰まで全身が水流に包まれ、力の入りすぎた筋肉がゆるんでいくのを感じていただけます。施術後の身体を落ち着かせ、無理なく帰れる状態へ整える役割です。
炎症が強い時期や、こわばりが強い時期には、状態に応じて物療機器を追加します。夜間痛が強い炎症期には、超音波治療や近赤外線治療を組み合わせることが多いです。
1秒間に100万〜300万回という細かな振動を患部に伝え、体の奥まで届くあたたかさでじんわりほぐします。浅いところから深いところまで届く範囲を切り替えられるので、急性の症状にも組み合わせやすいのが心強いところです。肩の奥がズキズキ痛む時期に、奥まで届くあたたかさで回復を後押しする機器です。
首の付け根の自律神経が集まる場所へ近赤外線(スーパーライザーPX)をやさしく照射します。注射のような痛みもなく、体に負担をかけずに、こわばった神経の高ぶりをしずめ、全身の血のめぐりや自律神経のバランスを整える助けになります。あわせて遠赤外線が、体の芯までじんわりとあたためます。夜の痛みで眠りが浅い時期にも、芯からあたためて、めぐりと自律神経が整いやすい状態へ近づける目的で使います。
脚を包むカフが空気の力でやさしく加圧し、ふくらはぎ・下腿部のめぐりを下から上へと押し流すように促します。脚の太さに合わせて一定の圧で心地よく、もみ残しの少ない構造なので、立ち仕事や座りっぱなしで重だるくなった脚がすっきり軽くなります。腕にも使えます。肩をかばって歩く量が減り、脚が重だるい方にも、ふくらはぎ・下腿部のめぐりを促し、脚を軽くしやすい状態へ整える機器です。
施術の効果を日常生活につなげるための補助も用意しています。着替えや家事で肩を使う場面が多い方には、テーピングで動作の負担を減らすことがあります。
日常やスポーツの動きを、必要なところでさりげなく支える補助です。関節や筋肉のはたらきを助け、痛みの出やすい動きをそっとサポートします。袖を通す、洗濯物を干すといった動作で、痛みが出やすい動きを無理なく支える補助として使います。
傾いた板にご自身で乗って、ふくらはぎを気持ちよく伸ばしていただく台です。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、ちぢんだり伸びたりして、脚に下りてきた血液を心臓へ送り返すポンプの役割をしています。ここが硬くなると、脚のむくみや冷え、疲れの抜けにくさにつながり、姿勢のバランスや腰・膝にまで負担がおよぶことがあります。やわらかく保てていると血のめぐりがよくなり、立ち姿勢も安定しやすくなります。長く同じ姿勢でいる方も、よく動いて使いすぎている方も、ふくらはぎは固くなりやすいからこそ、ほぼすべての方にご自身で乗っていただいています。ふくらはぎをやわらかく保つことは、脚だけでなく腰や膝の負担を減らす土台にもなります。
VISIT PACE
当院から「週○回来てください」と回数を指定することはありません。初回のあと変化を確認しながら、ご自身の身体と相談してちょうどいい間隔を見つけていただく形をとっています。
夜間痛が強く、押すと痛い状態が続いている時期は、毎日の通院も可能です。動かす範囲を広げていく時期は、ご自宅での動きと組み合わせたほうが進みやすいため、間隔を空けることをご案内する場合もあります。
いまの時期を確かめて施術を行い、その日の変化をお伝えします。翌日の反応の見方も、帰る前にお伝えしています。
基本的には施術の反応を見ていただく日です。夜間痛が増えていないか、眠りやすさが変わったかを覚えておいてください。
可動域と痛みの変化を初回と比べます。ここで施術の方向性を決めていきます。
間隔を空けたときの戻り具合を見ながら調整します。戻りが少なくなってきたら、さらに間隔を空けていきます。
四十肩・五十肩は、経過に時間がかかることが多い症状です。当院がお伝えしているゴールは「痛みがゼロになること」ではありません。痛み始めを100%とすれば、20〜30%くらいまで落ち着いた状態を現実的な目標としています。
寝返りで目が覚める回数が減り、朝までまとまって眠れる日が増えてきます。多くの方が、最初に「楽になった」と感じるのがこの変化です。
袖に腕を通すときに身構えなくなり、上着の脱ぎ着がスムーズになります。朝の身支度が短くなると、一日のつらさがぐっと変わります。
髪を洗う、高い棚に手を伸ばす、エプロンの紐を結ぶといった動作が戻ってきます。背中側への動きは最後まで残りやすいので、焦らず進めます。
過剰なメンテナンス通院はおすすめしていませんし、回数券の販売も行っておりません。必要なときに、ご自身のペースでお越しください。
PRICE
四十肩・五十肩は、明確なケガの瞬間がないまま少しずつ始まることが多い症状です。来院時にどのように痛くなったかを伺い、健康保険と自費施術のどちらが適用できるかを一緒に確認します。
打撲・捻挫・挫傷など、原因がはっきりしている症状は健康保険の対象になる場合があります。3割負担の目安は、初回2,480〜2,680円、2回目以降1,480〜1,980円です。どんな症状でも保険が使えるわけではないため、来院時に確認します。
自費施術の目安は、初回4,480円、2回目以降3,480〜3,980円です。保険施術と同じ確認・手技・物療の考え方で、状態に合わせて組み立てます。
交通事故が原因の不調は、自賠責保険を使った施術の対象になる場合があります。自賠責保険が適用される場合、窓口負担は0円です(過失割合などにより例外があります)。
※3割負担の目安は、健康保険の一部負担金に加え、必要に応じた保険外施術を含めた総額の目安です。症状や施術内容により変わるため、来院時に確認します。
※当院の自費施術は、30〜60分のもみほぐしを行うリラクゼーションメニューではありません。保険施術で行う確認・手技・物療の考え方を、保険外となる症状に対して行う施術です。お身体の状態に合わせて、必要な確認と施術内容を組み立てます。
料金の詳細はあやの整骨院の料金案内をご覧ください。
肩が上がらない、夜眠れないという状態が続いている方へ
予約は不要です。ご都合のよいときに、そのままお越しください。
施術中は電話に出られない場合があります。お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。
SELF CARE BASICS
痛みには悪循環があります。痛むと動けなくなり、動けないとまた痛む ⸺ この繰り返しです。あやの整骨院の施術は、まず今ある痛みをいったんリセットし、ご自身で身体を整えていける状態に戻す役割です。一方で、痛みが生まれにくい身体づくりにつながるのが、栄養・睡眠・運動・生活習慣という毎日のセルフケア。これは施術では代われない、ご自身にしかできない大切なケアです。症状が落ち着いているときは無理に通い続ける必要はなく、このセルフケアを続けて過ごしていただくのがいちばんです。ただ、長く同じ姿勢が続くようなときはセルフケアだけでは追いつかないこともあります。いつもと違う不調のサインを感じたら、深刻になる前に気軽にお越しください。施術と毎日のセルフケア、その両輪で身体は少しずつ変わっていきます。
夜の痛みや、動かすたびの鋭い痛みを落ち着かせ、肩が動く余地をつくります。固まりかけた肩を、ご自身で動かしていける状態へ戻すのが施術の役目です。
眠りを確保し、痛みのない範囲で動かし、偏った使い方を見直すことは、毎日の積み重ねでしかできません。四十肩・五十肩では、時期に合った動かし方を続けることが回復の土台になります。
栄養・睡眠・運動・生活習慣の4つは互いにゆるやかにつながっていて、一つが整うとほかも整いやすくなります。夜の痛みで眠りが浅くなっている方は、まず眠れる姿勢をつくることが、ほかの3つを整えるきっかけになることもあります。ご自身の身体のサインに気づくところから始めてみてください。生活面から整えたい方は身体を整える4つの土台もご参考にどうぞ。
SELF CARE
四十肩・五十肩のセルフケアは、時期によって内容を切り替えることがいちばん大切です。炎症期は「ぶら下げて揺らす・肩を守る」だけ、拘縮期に入ってから「伸ばす・広げる」に進みます。順番を逆にすると悪化しやすいため、ご自身がどちらの時期に近いかを確かめてから選んでください。
3つすべて行う必要はありません。各シーンに3つずつご用意していますが、その中から続けやすいものを1つ選んでいただくだけでも十分です。日替わりで気分や状況に合わせて使い分けていただいてもかまいません。全部やれば理想的ですが、無理は禁物です。
炎症期の朝は、寝ている間に固まった肩が動き始めに強く痛みやすい時間帯です。起き上がる、顔を洗う、着替えるといった動作が続くため、朝は「動かす」より「起き上がり方と着替えの順番」で肩を守ることを優先してください。
起き上がるときに肩へ体重や引っぱる力がかからないようにするためのケアです。毎朝ベッドや布団から起きるとき、夜中にトイレへ起きるときに行います。
まず仰向けのまま両膝を立て、痛い側の腕はお腹の上に置きます。次に痛くない側へ体ごと横向きになります。続いて痛くない側の肘と手のひらで床やベッドを押し、上体を起こします。最後に座った姿勢で一度息を吐いてから立ち上がります。起き上がる瞬間に息を吐くと、肩に力が入りにくくなります。
肩にまったく力を入れずに起きられることが強さの目安です。起き上がる途中で肩の奥に鋭い痛みが走るなら、その日は動作をさらにゆっくりにしてください。
痛い側の手でベッドのふちや柵を引っぱって起き上がるのはNGです。
続けると、朝一番の「痛いのが分かっているから身構える」感覚が減っていきます。起き上がりで肩の前側が強く痛む時期は炎症期の特徴なので、その変化も来院時にお聞かせください。
肩を完全に動かさない状態を避け、関節包が固まりすぎないようにするためのケアです。朝食後など、体が少し動き始めてから行います。
まずテーブルに痛くない側の手をつきます。次に上体を軽く前へ倒します。続いて痛い側の腕を完全に脱力してぶら下げます。最後に体の揺れを使って、腕を前後に10〜15cmだけ小さく揺らします。10〜20往復を1セットとし、1日2〜3回までにしてください。呼吸は止めず、自然に続けます。
腕が「揺れている」と感じる程度が強さの目安です。翌日まで痛みが残る、夜間痛が増えたと感じたら、いったん中止してください。
腕の力で大きく振り回すのはNGです。
その場では肩の重さが少し軽く感じる方が多く、続けることで固まりすぎを防ぐことにつながります。ぶら下げるだけで強く痛む場合は炎症が強い時期なので、無理に続けず来院時にご相談ください。
袖に腕を通す動作で、痛い肩を大きく動かさないためのケアです。朝の着替え、外出前の上着の脱ぎ着のたびに行います。
まず前開きのシャツやカーディガンを選びます。次に痛い側の腕から先に袖へ通します。続いて服を背中側へ回し、痛くない側の腕を通します。最後に脱ぐときは、痛くない側の腕から先に抜きます。毎回この順番を守るだけで十分です。
肘を体の横につけたまま、腕を上げずに袖が通せることが強さの目安です。袖を通すだけで強い痛みが出るなら、その日は前開きの服だけにしてください。
かぶりのシャツを両腕を上げて着るのはNGです。
朝の着替えで痛む回数が減り、動作への不安も軽くなります。袖に腕を通すときの痛みの変化は、当院でも回復の目安として毎回お聞きしています。
日中はデスクワーク、家事、買い物など、肩を使う場面が続きます。炎症期は肩を休ませながらも、腕全体の血流は保ちたい時期です。日中は肩を休ませる姿勢をつくり、肘から先はこまめに動かすことを意識してください。
腕の重さで肩が下へ引かれ続けないようにするためのケアです。デスクワーク中、ソファでテレビを見ているとき、電車で座っているときに行います。
まずクッションやたたんだタオルを用意します。次に痛い側の脇と肘の下にそれを置きます。続いて肩がすくまない高さに調整します。最後に30分に1回ほど、肩がすくんでいないか、背中が丸まりすぎていないかを確かめます。呼吸はゆっくり続けてください。
腕の重さを感じずに座っていられることが強さの目安です。腕を支えていても鈍い痛みが強まるなら、座り方そのものを見直すタイミングです。
腕を机に投げ出し、肩が前に落ちたまま長時間過ごすのはNGです。
夕方の肩のだるさが軽くなる方が多く、続けると夜間痛が和らぐきっかけになることもあります。デスクワークの肩の負担については、関連するページでも詳しくご紹介しています。
肩を動かさずに、腕全体の血流を保ち、むくみやだるさを防ぐためのケアです。デスクワークの合間、家事の手が空いたときに行います。
まず肘を体の横につけたまま座ります。次に手をグーパーと10回開いて閉じます。続いて肘をゆっくり10回曲げ伸ばします。最後に手首を内回し・外回しで5回ずつ回します。1時間に1回ほどを目安にし、呼吸は止めずに行います。
肩がまったく動かない範囲で行えていることが強さの目安です。指先のしびれが出る、続くという場合は中止し、首からの症状も考えて来院時にお伝えください。
ついでに肩まで大きく上げてしまうのはNGです。
手のむくみやだるさが軽くなり、腕の冷えも感じにくくなります。指先までしびれが続く場合は四十肩・五十肩だけではない可能性があるため、整形外科の受診も考えます。
毎日の家事で、痛い肩を高く上げる・重さをかける回数を減らすためのケアです。洗濯物干し、買い物、片づけのときに行います。
まず物干し竿は低めの位置を使い、ハンガーは腰の高さで準備します。次に買い物袋は痛くない側の手で持つか、リュックを使います。続いて高い棚の物は踏み台に乗って目線の高さで取ります。最後にドライヤーは痛くない側の手で持ちます。毎日の家事のたびに意識するだけで十分です。
家事のあとに肩のズキズキが増えないことが強さの目安です。家事をした日の夜に夜間痛が増えるなら、置き換えをもう一段増やすサインです。
痛い側の腕で高い所へ手を伸ばす、重い袋を持ち続けるのはNGです。
家事のあとの痛みの跳ね返りが小さくなり、夜の痛みも落ち着きやすくなります。どの家事でいちばん痛むかを教えていただくと、施術で重点的に見る場所が絞りやすくなります。
炎症期の夜は、横になると肩が圧迫され、痛みで目が覚めやすい時間帯です。眠れないことが続くと回復にも影響します。夜は「肩を後ろに落とさない寝方」と、楽に感じるほうの温冷で痛みを落ち着かせることを優先してください。
寝ている間に肩関節の前側が引き伸ばされたり、体重で圧迫されたりしないようにするためのケアです。毎晩寝るときに行います。
まず仰向けになり、痛い側の肩の下に薄いタオルを1枚だけ入れます。次に肘の下にクッションを置きます。続いて腕を体の少し前、お腹の上あたりに置きます。最後に横向きで寝たい場合は、痛くない側を下にして抱き枕やクッションを抱えます。
横になってから肩のズキズキが増えないことが目安です。工夫しても夜中に目が覚める回数が増えるなら、炎症が強まっているサインとして来院時にお伝えください。
痛い側を下にして寝る、腕を頭の下に入れて寝るのはNGです。
その日のうちに寝つきが変わる方もいて、続けると明け方に目が覚める回数が減っていきます。夜の痛みの変化は、当院で時期を判断するいちばんの材料です。
その時期の肩に合った方法で、痛みを落ち着かせるためのケアです。入浴時や寝る前に行います。
まずご自身の肩の状態を確かめます。次に、じっとしていても痛む・熱っぽい時期なら、タオルで包んだ保冷剤を10〜15分当てます。続いて、動き始めがこわばる・お風呂で楽になる時期なら、ぬるめのお湯にゆっくり浸かります。最後に、どちらが楽だったかを覚えておきます。どちらも1日数回までにしてください。
ご本人が「楽になった」と感じるほうを選ぶのが基本です。冷やしても温めても痛みが増すときは、その方法をやめてください。
保冷剤を肌に直接当てる、温めた直後に強いストレッチをかけるのはNGです。
温めた直後は動きやすくなった感覚につられて、可動域の限界を超えてしまいがちです。温めたあとは、痛みのない範囲でゆっくり動かす程度にとどめてください。判断に迷うときは、来院時にその時期に合わせてご案内します。
痛みで浅くなった呼吸を整え、首と肩に入り続けている力を抜くためのケアです。布団に入ってから眠るまでの間に行います。
まず仰向けで両膝を立てます。次に鼻から4秒かけて息を吸います。続いて口から6〜8秒かけてゆっくり吐きます。最後に、吐くたびに肩が布団へ沈んでいくイメージを持ちます。5回を1セットとし、眠る前に1セット行います。
呼吸が楽に続けられることが強さの目安です。息苦しさや首の痛みが出るときは、回数を減らすか中止してください。
息を止めて肩に力を込めるのはNGです。
寝つきが少し楽になり、続けると首まわりの張りも感じにくくなります。痛みで呼吸が浅くなり、首や肩が張ってしまう方は多いので、施術でも呼吸の様子を見ています。
3つすべて行う必要はありません。各シーンに3つずつご用意していますが、その中から続けやすいものを1つ選んでいただくだけでも十分です。日替わりで気分や状況に合わせて使い分けていただいてもかまいません。全部やれば理想的ですが、無理は禁物です。
拘縮期の朝は、夜の痛みは落ち着いてきたものの、動き始めの突っ張りが強い時間帯です。起きてすぐより、朝食や身支度で体が温まってから行うほうが安全です。朝は体が温まってから、痛みが出る少し手前までで止めることを守ってください。
腕を前へ上げる範囲を、肩に負担をかけずに少しずつ広げるためのケアです。朝食後、テーブルについたまま行います。
まず椅子に座り、テーブルの上にタオルを敷きます。次に痛い側の手のひらをタオルの上に置きます。続いて上体ごと前へ倒しながら、タオルを前方へ滑らせます。最後に突っ張りを感じる少し手前で5秒止め、ゆっくり戻します。5〜10回を1日2回まで。息は吐きながら滑らせます。
「伸びているけれど痛くはない」くらいが強さの目安です。翌日まで痛みが残るなら、滑らせる距離を短くしてください。
肩をすくめて腕の力で押し出すのはNGです。
その場で腕が前に出やすくなる感覚があり、続けると洗濯物に手が届く高さが少しずつ上がっていきます。肩をすくめないとできない場合は、まだ炎症期寄りの可能性があります。
腕を上げる範囲を、壁を支えにして安全に広げるためのケアです。朝の身支度のあと、壁の前で行います。
まず壁の前に立ちます。次に痛い側の手のひらを胸の高さで壁につけます。続いて指先を少しずつ上へ滑らせていきます。最後に痛みが出る少し手前で5秒止め、ゆっくり戻します。5〜10回を1日2回まで。呼吸は止めずに続けます。
腰を反らさずに指先が上がる範囲が、その日の上限です。翌日まで痛みが残る、夜間痛が増える、動く範囲がかえって狭くなったら中止してください。
腰を反らせてごまかしながら高く上げようとするのはNGです。
続けると指先が届く高さが少しずつ上がっていきます。腕を上げると肩の上側が詰まるように痛む場合は、肩甲骨の動きが関係していることが多いので、来院時にお伝えください。
肩関節そのものではなく、肩甲骨を動かして腕が上がる土台をつくるためのケアです。朝の着替えの前後に行います。
まず両肩に指先を置きます。次に肘で大きな円を描くように前回しを5回行います。続いて後ろ回しを5回行います。最後に肩の力を抜いて、腕を下ろします。呼吸は、肘が上がるときに吸い、下がるときに吐きます。
肩ではなく肩甲骨が動いている感覚があることが目安です。円が小さくても大丈夫です。痛みが出る大きさまで広げる必要はありません。
勢いをつけて速く回すのはNGです。
背中まわりが温まり、腕が軽く感じる方が多いです。続けると、腕を上げたときに肩甲骨が一緒に動きやすくなっていきます。
日中はデスクワークやスマートフォン操作で背中が丸まりやすく、肩が上がる余地が狭まりやすい時間帯です。日中は背中を丸めたままにしないことが、肩が上がる余地づくりにつながります。
背中側の背骨の反りやすさを取り戻し、腕が耳の横まで届く土台をつくるためのケアです。デスクワークの合間に行います。
まず背もたれの上端が肩甲骨の下あたりにくるよう、深く座ります。次に両手をお腹の前で軽く組みます。続いて息を吐きながら、背もたれに背中を預けて斜め上を見ます。最後に5秒止めてゆっくり戻します。5回を1セットとし、1〜2時間おきに行います。
背中の真ん中あたりが心地よく伸びる程度が強さの目安です。腰に痛みが出るときは、反らす角度を小さくするか中止してください。
腰だけ、首だけを大きく反らせるのはNGです。
その場で腕が上げやすくなったと感じる方もいます。続けると、仕事中の肩のだるさも軽くなりやすくなります。背中が反りにくい方ほど、腕の上がりにくさが強い傾向があります。
エプロンの紐を結ぶ、背中に手を回すといった動作を取り戻すためのケアです。昼休みや家事の合間に行います。
まずタオルの両端を持ちます。次に痛くない側の手を頭の後ろ、痛い側の手を腰の後ろに置きます。続いて上の手でタオルを軽く引き上げます。最後に痛みが出ない範囲で止め、5秒保ってゆっくり戻します。5回を1日2回まで。息は吐きながら引き上げます。
下の手が引っぱられている感覚があっても、痛みがない範囲が上限です。背中側への動きは最後まで残りやすいので、無理に引き上げないことが大切です。
痛い側の手を強く引っぱり上げるのはNGです。
少しずつ親指が届く高さが上がっていきます。背中側への動きの制限が強い方は、脇の後ろの硬さが関係していることが多く、施術でも重点的に見ています。
腕を外へ捻る動きを取り戻すためのケアです。この動きは四十肩・五十肩で特に硬くなりやすく、髪を結ぶ動作にもつながります。デスクや食卓で行います。
まず肘を体の横につけ、90度に曲げます。次に手のひらを内側に向けます。続いて肘を脇から離さずに、前腕を外へ開いていきます。最後に突っ張りを感じる少し手前で5秒止めてから戻します。10回を1日2回まで。呼吸は止めずに続けます。
肘が脇から離れない範囲で動かすことが強さの目安です。肩の前側に鋭い痛みが出る角度まで開かないようにしてください。
肘が脇から離れて、肩をすくめながら開くのはNGです。
続けると、ドアノブを回す、シートベルトに手を伸ばすといった動作が楽になっていきます。外へ開く動きがほとんど出ない場合は、関節包の硬さが強い時期と考えます。
夜は入浴で体が温まり、一日のなかで肩が動かしやすい時間帯です。ただし温まったからといって、限界を超えて伸ばさないことが大切です。夜は温まったタイミングを活かしつつ、記録で変化を見える化することがおすすめです。
痛くない側の腕の力を借りて、痛い側の腕を安全に上げていくためのケアです。仰向けは背中が支えられるため、腰を反らすごまかしが起きにくいのが利点です。入浴後に行います。
まず仰向けで両膝を立てます。次にラップの芯や丸めたタオルなどの棒を、肩幅で両手に持ちます。続いて痛くない側の腕の力で痛い側を助けながら、頭の方向へ上げていきます。最後に痛みが出る少し手前で5秒止め、ゆっくり戻します。5〜10回を1日1回。息は上げるときに吐きます。
痛い側の腕は「運ばれている」だけで、力を入れないことが強さの目安です。翌朝まで痛みが残るなら、上げる範囲を小さくしてください。
勢いをつけて頭の上まで一気に上げるのはNGです。
続けると、寝た姿勢で腕が上がる範囲が広がり、立った姿勢でも上げやすくなっていきます。仰向けでも途中で強く止まる場合は、関節包の硬さが主体の時期です。
腕を上げる動きを止めやすい、脇の後ろの筋肉の緊張をやわらげるためのケアです。入浴中や入浴後に行います。
まず痛くない側の手を、痛い側の脇の後ろ(背中側の脇のふくらみ)に回します。次にご自身の手で、その部分を軽くさすります。続いて指で軽くつまむように、30秒ほどゆるめます。最後に腕を下ろして、ゆっくり呼吸をします。1日1回、30秒〜1分程度で十分です。
気持ちよいと感じる程度の軽い力が強さの目安です。終わったあとに痛みが増す、しびれが出るという場合は中止してください。
強い力でぐりぐりと押し込むのはNGです。
その場で腕が少し上げやすくなる方もいます。脇の後ろの硬さは、腕を上げる動きと背中側へ回す動きの両方に関係するため、施術でも毎回確認しています。
毎日では気づきにくい変化を見える化し、無理なく続けるためのケアです。週に1回、決まった曜日の夜に行います。
まず壁ずらし運動で指先が届いた高さに、マスキングテープで印をつけます。次にタオルを使った背中側の動きで、親指が届いた高さを覚えておきます。続いてその週の夜間痛の回数を振り返ります。最後に日付と一緒にメモに残します。週1回だけで十分です。
測るときも、痛みが出る少し手前で止めることが条件です。記録のために無理に上げてしまうなら、測るのをやめてください。
毎日測って一喜一憂し、運動の回数を増やしてしまうのはNGです。
数週間分がたまると、少しずつでも進んでいることが分かり、続ける励みになります。来院時にメモを見せていただくと、施術の方向性を決める助けになります。
四十肩・五十肩のセルフケアの中から、特にお伝えすることが多い3つを画像でご紹介します。振り子運動は炎症期から、テーブル滑らせ運動と壁ずらし運動は拘縮期に入ってからが目安です。どれも「痛みが出る少し手前で止める」ことが共通のルールです。
腕は完全に脱力し、体の揺れだけで前後に10〜15cm揺らします。腕の力で振らないことが、炎症期でも行える条件です。
腕で押し出すのではなく、上体を前に倒すことでタオルを滑らせます。肩をすくめずにできる距離が、その日の上限です。
指先を少しずつ上へ滑らせ、痛みが出る少し手前で止めます。腰を反らさずに上がる高さが、本当の可動域です。
どのストレッチも、翌日まで痛みが残る、夜間痛が増える、動く範囲がかえって狭くなったと感じたら、いったん中止してください。次回来院時にその変化をお聞かせいただければ、内容を組み替えます。
WITH CLINIC
四十肩・五十肩は「放っておけば治る」とも「動かさないほうがいい」とも言い切れません。時期によって答えが変わるからです。ここではよく伺う誤解と、整形外科の受診をおすすめする目安を整理します。
四十肩・五十肩については、正反対の情報が並んでいて迷われる方が多くいらっしゃいます。痛みが消えることと、腕が上がるようになることは別の話という前提で読んでみてください。
自然に落ち着いていく方もいらっしゃいます。ただ、動かさない期間が長かった方は、痛みが引いたあとも可動域が戻りきらないことがあります。髪を後ろでまとめられない、背中に手が回らないという状態が残るケースです。
完全に動かさないでいると関節包が縮みます。炎症期であっても、痛みのない範囲でぶら下げて揺らす程度の動きは続けたほうがよいとお伝えしています。
筋肉の張りは確かに出ていますが、原因は関節の内側の炎症と硬さです。表面を強く揉んでも届かず、炎症期には痛みが増すことがあります。
加齢は背景要因のひとつですが、肩甲骨や背中の動き、姿勢、使い方の偏りは変えられる部分です。同年代でも起こらない方はいらっしゃいます。
整形外科は画像検査・診断・投薬・注射ができる医療機関、整骨院は手技や物療で回復を支える役割です。どちらが良い・悪いではなく、得意なことが異なります。
レントゲンやMRIなどの画像検査、注射・投薬、診断ができます。骨や腱の状態をはっきり確認したいとき、痛みが極端に強いときに向いています。
手技・電気治療器・超音波などによる施術と、時期に合った動かし方のご案内です。予約不要で、土日祝も午前に受け付けています。動かしづらさに対して、継続的に施術を受けながら経過を見たい方に向いています。
画像検査で骨や腱に明らかな異常が写らない場合でも、関節包の硬さ、肩甲骨の動きの悪さ、脇の後ろの張りが動かしづらさをつくっていることがあります。画像に映らない筋肉や関節の問題が関係していることもあり、当院での手技により緩和するケースもみられます。
当院は原則として、まず整骨院で状態を確認するスタンスです。そのうえで、施術を続けても変化が乏しい場合や、画像検査や診断が必要と判断した場合には、整形外科の受診をおすすめしています。検査で重い病態が否定されているという情報も施術を組み立てるうえで役立つので、言われた内容をそのままお聞かせください。
次のような状態は、四十肩・五十肩以外の病気やケガが隠れている可能性があります。当てはまる場合は、当院より先に整形外科の受診をおすすめします。
腕をまったく動かせないほどの痛みが急に始まった場合は、石灰沈着性腱板炎などの可能性があります。急な激痛は、画像検査で確認してもらうことが先決です。
はっきりしたケガのあとから腕が上がらなくなった場合は、腱板の損傷が疑われます。自分で腕を持ち上げられない、上げた腕を保てないときは特に注意が必要です。
首からの神経症状の可能性があります。しびれや脱力は肩の問題だけでは説明しにくいサインです。首の症状が気になる方は首の痛み・首こりのページもご覧ください。
肩の強い腫れや熱感、全身の発熱をともなう場合は、関節の炎症や感染などを確認する必要があります。熱をともなう肩の痛みは、様子を見ずに医療機関へおかかりください。
すでに整形外科に通われている方も、ご相談いただけます。健康保険の扱いについては、下のよくあるご質問で整理していますので、あわせてご確認ください。
TRAFFIC ACCIDENT
交通事故による肩の痛みや、むちうちのあとしばらく経ってから感じる肩の違和感のお悩みも、ご相談いただけます。当院はNPO足立区交通事故治療協会の認定院として、自賠責保険を使った施術にも対応しています。交通事故の対応経験も多数あります。
追突の衝撃で首から肩にかけての筋肉や関節に負担がかかり、数日〜数週間経ってから肩の動かしづらさが出ることがあります。年齢のせいと片づける前に、事故との関係を一度考えてみてください。
事故由来の場合は、加齢による肩関節周囲炎とは経過も保険の扱いも変わります。まず整形外科で診断を受け、そのうえで整骨院を併用していただく流れが基本です。
自賠責保険の対象として認められる場合、窓口負担0円で施術を受けていただけます(過失割合などにより例外があります)。健康保険の範囲に限らず、お身体の状態に合わせた施術を選びやすくなるのも特徴です。
自賠責保険が適用される場合、施術費は保険会社から支払われます。費用を気にして通院を控えずに済むことが、事故後の回復にとって大きな支えになります。
整形外科で診断や検査を受けながら、当院で手技や物療を受けていただけます。併用するときは、整形外科と保険会社にもその旨を伝えておくと手続きがスムーズです。
事故直後は気にならなかった肩の張りや腕の上がりにくさが、あとから出てくることがあります。気づいた時点で早めに整形外科を受診し、事故との関係を確認しておくと安心です。
過失割合や補償の状況によって、健康保険を使うか自賠責保険を使うかはケースバイケースです。保険会社とのやりとりや法律面の判断が必要な場合は、専門窓口へのご相談もご案内でき、必要に応じて弁護士のご紹介も可能です。
VOICES
当院にお寄せいただいたお声と、四十肩・五十肩でよく伺うご不安・ご相談をご紹介します。Googleマップにも口コミをいただいています。
半年くらいずっと肩こりだと思ってマッサージに通っていました。自分で上げるのと支えてもらって上げるのとで違うと言われて、ようやく別のものだと分かりました。夜に痛くて起きる回数が減ってきたのが一番うれしいです。まだ棚の上には届きませんが。
Rさん(50代・会社員)
よく伺うご不安|「本やネットで調べると、動かせと動かすなの両方が書いてあって混乱します」。四十肩・五十肩は時期によって答えが変わります。夜の痛みが強い時期はぶら下げて揺らすだけ、落ち着いてから広げていくという順番をお伝えしています。
四十肩・五十肩でよく伺うご不安
よく伺うご相談|「整形外科で五十肩と言われ、痛み止めだけで様子見です。このままでいいのか不安です」。診断で重い病気が否定されていること自体が、施術を組み立てる大事な情報になります。言われた内容をそのままお聞かせください。
四十肩・五十肩でよく伺うご相談
よく伺うご相談|「エプロンの紐が結べないのに、肩ではなく背中や脇の後ろを見るのはなぜですか」。背中側へ手を回す動きは、脇の後ろや肩甲骨の硬さに止められていることが多いためです。施術中に理由も一緒にご説明しています。
四十肩・五十肩でよく伺うご相談
信号待ちで追突されて、首より先に右肩が上がりにくくなりました。年齢的に五十肩かと思っていましたが、整形外科と併用しながら通えると聞いて相談しました。事故のせいかもしれないと早めに言えてよかったです。
Oさん(40代・交通事故後の肩の痛み)
ありがたいことに、Googleマップでも多くの口コミをいただいております。
※症状の感じ方や経過には個人差があります。
※実際の感想をもとに、個人が特定されないよう編集しています。
FAQ
ぜひお気軽にご相談ください。『これくらいで行ってもいいのかな』と様子を見ているうちに痛みが長引いてしまう方は、実はとても多くいらっしゃいます。痛みの感じ方は人それぞれで、ご本人にとっては軽い症状でも、蓄積しすぎて逆に感じづらくなってしまっていることも少なくありません。気になった段階で気軽に相談していただいたほうが、結果的に通院も短く済みやすくなります。来院時にどのように痛めたか・どんな動きで痛むか・いつから続いているかを伺い、健康保険が使える症状かどうかを一緒に確認していきます。予約は不要です。施術中は電話に出られない場合がありますが、お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。
ご自分でできる目安があります。力を抜いた状態で、反対の手で痛い側の腕を持ち上げてみてください。支えると楽に上がるなら肩こり寄り、支えても途中で止まったり痛みが出たりするなら四十肩・五十肩寄りです。寝返りで目が覚める、痛い側を下にできないという夜の痛みも、肩こりではあまり起こりません。両方が同時に起きていることや首からの神経症状が混ざることもあるため、当院ではご自身で上げる動きと支えて上げる動きの差、背中側や頭の後ろへ手を回す動きの左右差を確認して判断しています。慢性的な肩の張りが主体の方は肩こりの施術ページもあわせてご覧ください。
経過には個人差が大きく、一律の期間はお約束できません。一般に、夜の痛みが強い時期が数か月、動きが硬い時期がその後に続き、全体としては半年から2年程度をかけて落ち着いていくと報告されています。自然に落ち着く方もいらっしゃいますが、痛みが引くことと、腕が元どおり上がるようになることは別です。当院では期間より、夜に眠れる、着替えが楽になる、頭より上や背中側へ手が届くという戻ってくる順番をお伝えしています。痛み始めを100%とすれば、20〜30%まで落ち着いた状態を現実的なゴールと考えています。
はい、ご相談いただけます。ポイントは「同じ部位か、違う部位か」で健康保険の扱いが変わることです。同じ部位を同じ時期に整形外科と整骨院の両方で健康保険を使って受けることは、原則としてできません。たとえば肩を整形外科で診てもらいながら、同じ肩を当院で健康保険の施術として受けるのは難しくなります。この場合は、整形外科で画像検査や投薬を受けていただき、当院では自費施術で手技を受けていただく、または時期を分けるといった使い分けが現実的です。整形外科で診ている部位と当院で施術を受ける部位が異なる場合は、健康保険を使える可能性があります(最終的な判断は保険者によります)。まだ整形外科に行っていない方は、まず当院で状態を確認し、画像検査や診断が必要と判断した場合は受診をおすすめします。
当院から「週○回来てください」と回数を決めることはありません。夜の痛みが強く、押すと痛い状態が続いている時期は、毎日の通院も可能です。動かす範囲を広げていく時期に入れば、ご自宅での動きと組み合わせながら週1回程度を目安に調整していきます。基本は、初回のあと翌日は様子を見ていただき、2〜3日後にもう一度来院して変化を比べる形です。予約は不要ですので、ご都合のよい日にお越しください。受付は診療終了時間の30分前までとなります。なお、混雑状況により受付を早めに終了する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
はい、ご相談いただけます。事故の衝撃で首から肩にかけて負担がかかり、あとから肩の痛みや腕の上がりにくさが出ることがあります。まず整形外科で診断を受けたうえで、当院を併用していただく流れが基本です。自賠責保険などの補償の対象として認められる場合は、窓口負担なく、健康保険の範囲に限られずお身体の状態に合わせた施術を受けていただける選択肢があります。健康保険と自賠責保険のどちらを使うかは、過失割合や補償の状況によってケースバイケースのため、保険会社にも確認しながら進めましょう。当院はNPO足立区交通事故治療協会の認定院です。詳しくは交通事故後の不調のご案内ページをご覧ください。
ACCESS
あやの整骨院は、足立区新田三丁目バス停のある交差点に面した整骨院です。志茂・東十条・王子神谷方面からは新神谷橋または新田橋を、豊島・王子方面からは新豊橋を渡ってお越しいただけます。
〒123-0865 東京都足立区新田3-7-15。予約は不要で、院長がすべての施術を担当します。駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングをご利用ください。
平日は9:00〜13:00と15:00〜19:00、土日祝は9:00〜13:00に受け付けています。定休日は水曜です。土日祝も午前中は施術を受け付けています。
受付は診療終了時間の30分前までとなります。なお、混雑状況により受付を早めに終了する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
施術中は電話に出られない場合があります。お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。
足立区エリアは 新田 鹿浜 小台 宮城 堀之内 椿 加賀 皿沼 江北 扇 谷在家 ハートアイランド地区
北区エリアは 豊島 神谷 志茂 堀船 王子神谷 王子 東十条 岩淵町 赤羽
埼玉県川口市エリアは 東領家 領家
最寄り駅・交通拠点は 王子神谷駅 志茂駅 東十条駅 王子駅 足立小台駅 赤羽駅
主要バス停・橋は 新田三丁目 新田二丁目 ハートアイランド入口 環七新田 豊島六丁目 新田橋 新豊橋 鹿浜橋 新神谷橋 豊島橋
上記は当院から実道のりでおよそ2〜3km圏内を中心とした目安です。記載のないご住所からのご来院も歓迎しております。
腕が上がらない、夜に肩が痛んで眠れないという状態でお困りの方は、ご都合のよいときにそのままお越しください。お待ちしております。
本ページの情報は一般的な参考情報であり、特定の症状に対する診断・治療を保証するものではありません。症状や体質、施術の効果には個人差があります。重大な症状が疑われる場合は医療機関の受診をご検討ください。交通事故に関する保険や法律の手続きについては、保険会社や弁護士などの専門窓口へのご相談をおすすめします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたの一日が、ほんの少し軽やかになりますように。