こわばるが、引っかかりはない
押すと痛む点はあるものの、曲げ伸ばしは最後までスムーズにできる時期です。手の使い方の見直しと施術で、比較的変化が出やすい段階です。
AYANO SEIKOTSUIN · ADACHI · SHINDEN
足立区新田の整骨院|予約不要・院長が直接対応
朝起きたときに指が伸びにくい、物をつかむと指の付け根がズキッとする、反対の手で引っ張らないと戻らない。ばね指は指の中だけの問題ではなく、前腕の筋肉の硬さや手の使い方が重なって続いていることがよくあります。院長が独自の手技で向き合い、指にかかっている負担そのものを減らしていきます。
ばね指は、指を曲げる腱と、それを押さえるトンネル状の腱鞘の間で起こる通過障害です。関節そのものが壊れているわけではないので、腱にかかっている張力と、その周囲の硬さを減らしていく方向が現実的な手立てになります。当院では指の付け根だけでなく、前腕の状態や手の使い方まで確認しながら進めています。
手を開こうとすると指が固まったようで、しばらく動かすと少しずつ楽になる。日中に軽くなるからといって軽症とは限らず、通り道が狭くなり始めているサインのことがあります。
ゆっくり伸ばしているのに、途中で弾けるように動く。人前で手を使うのをためらう方もいらっしゃいます。自分の力で最後まで伸ばせるかどうかが、進み具合を見る大きな分かれ目です。
押すと小さなしこりに触れ、そこがピンポイントで痛む。フライパンの柄や買い物袋を持つと響くこともあります。痛む点が左右で違う場合、その差は状態を見る重要な手がかりになります。
親指の付け根や中指が痛むのに、抱っこを休むわけにはいかない。授乳で手首を反らせて支える時間も長くなります。手を休めにくい時期こそ、支え方の置き換えで負担を下げられる余地があります。
整形外科での処置後は調子が良かったのに、数か月で引っかかりが戻ってきた。次の手が分からず困っている方も多くいらっしゃいます。落ち着いている期間に手の使い方と前腕の硬さを整えておくことが、次の一手につながります。
キーボード、調理、手工芸、美容、介護、配送の荷扱いなど、つかむ・ひねる・支える動作が1日中続く生活。同じ動作の反復が多い方ほど、休ませるより使い方を変える工夫が効いてきます。「これくらいで行ってもいいのかな」と迷う段階でも、遠慮なくお越しください。
このページでは、施術の考え方に加えて、ご自宅で無理なく取り入れやすいセルフケアもまとめています。ばね指は順番を間違えると悪化しやすいので、やってはいけないことも一緒に書いています。
指を曲げる屈筋腱は、骨に沿って走るトンネル状の腱鞘の中を滑って動いています。引っかかりが起きる場所は、指の付け根の手のひら側にあるA1腱鞘と呼ばれる入口がほとんどです。ここで腱鞘の壁が厚くなったり腱がわずかに膨らんだりすると、腱が入口を通りきれず、力を入れた瞬間に勢いよく通過します。
母指・中指・環指に多くみられますが、どの指にも起こります。朝に症状が強く日中に軽くなるのは、睡眠中に手を動かさないことで腱鞘のまわりに浮腫が残り、通り道が一時的に狭くなるためと考えられています。「朝だけだから放っていた」とおっしゃる方が本当に多く、ここが長引かせてしまう分かれ目になっています。
同じばね指でも、進み具合によって取るべき行動がまったく違います。当院で実際に確認している見分け方を、4つの段階に分けてまとめました。
ご自身の手が今どこにいるのかを、落ち着いて確かめてみてください。反対の手を使わずに最後まで伸ばせるかどうかが、整骨院で経過をみるか、先に検査を受けるかの境目です。
押すと痛む点はあるものの、曲げ伸ばしは最後までスムーズにできる時期です。手の使い方の見直しと施術で、比較的変化が出やすい段階です。
「カクッ」と音や感触があっても、反対の手を使わずに最後まで伸ばせる状態です。当院で施術を受けていただきながら、経過をみていける段階です。
いわゆるロッキングが起きている状態です。整形外科での検査や処置もあわせてご検討いただくよう、ご案内しています。当院の手技は並行してお受けいただく形が現実的です。
まず整形外科での検査を受けていただくほうが、ご本人の負担が少なくなります。関節が固まってしまう前に判断することが大切で、時間が味方にならない時期があります。
ばね指は使いすぎだけでは説明しきれません。腱鞘が厚くなる下地と、腱に張力がかかり続ける使い方が重なったときに、症状が固定しやすくなります。当院では、生活のどこに負担が集まっているのかを動作単位で確認しています。
指の付け根の痛みは、指だけを見ていても全体像がつかめません。指を曲げる筋肉の本体が前腕にあることが、当院が前腕から整える一番の理由です。
反復で腱鞘の内側に浮腫が生じ壁が厚くなると、腱はより強い力で押し通されて摩擦が増えます。通すために握力を強めてしまうことが、次の摩擦を生む循環になっています。
ホルモンの変動が腱まわりのむくみやすさに関わると考えられ、そこに抱っこや授乳の握り込みが重なります。産後は母指や中指、更年期は複数の指に同時に出ることがあります。
これらの背景があると起こりやすく繰り返しやすい傾向が報告されており、主治医の管理のもとで整形外科の判断を受けていただくようご案内しています。施術をお受けいただく場合も、こうした背景は最初にお聞かせください。
前腕の筋肉が硬く縮んだままだと、指の付け根の腱には常に引っ張る力がかかり続けます。お越しになる方の前腕は、反対側より明らかに硬く、押すと痛む場所が見つかることが多くあります。
同じ「手を使う」でも、負担のかかり方は動作によって違います。お話を伺うときは、一日のどこで手が休めていないのかを具体的に探していきます。調理、スマートフォン、買い物、デスクワークの4つの場面をまとめました。
どの場面も、やめるのではなく置き換えるのが現実的です。一番長く握り込んでいる場面をひとつ見つけて変えるだけでも、夕方の痛み方が変わります。
包丁、フライパンの柄、ふきんを絞る動作は、指を深く曲げたまま力を入れ続ける典型です。柄を太くする、絞らずに押して水気を切るだけでも負担はかなり変わります。
本体を小指に乗せて親指で操作する持ち方は、小指と環指に長時間の負担をかけます。手のひら全体で支える持ち方に変えるだけで、夜の重だるさが減る方がいらっしゃいます。
重い袋を指だけで持つと屈筋腱には強い張力がかかり、駐輪場から自宅までの数分でも負担になります。前腕にかける、リュックに移す、二回に分けて運ぶ置き換えが有効です。
手首が反った姿勢やマウスを強く握る癖が続くと、前腕の筋肉は休む間がありません。1時間に一度、力を抜いて手を開閉するだけでも前腕の張りの戻り方が変わります。
整形外科は画像検査・診断・投薬・注射ができる医療機関、整骨院は手技や物療で回復を支える役割です。どちらが良い・悪いではなく、得意なことが異なります。次のような状態のときは、先に検査を受けていただくほうがご本人の負担が少なくなります。
当院にお越しいただいた際も、この見極めを一緒に行います。まず整骨院で状態を確認し、検査や診断が必要と判断した場合には、そのままお伝えして受診をおすすめしています。
反対の手で引っ張っても伸びきらない、伸ばしたまま曲げられない状態が数日続いているとき。関節が固まる前の判断が大切なので、まず整形外科での検査をご案内しています。
触れて熱い、明らかに腫れている、色が変わっている場合は、単純な通過障害ではない可能性も考えられます。こうしたサインがあるときは、手技よりも先に医療機関での確認をおすすめしています。
何本もの指が同時にこわばる、朝のこわばりが1時間近く残る、左右同じように出る場合は、全身的な背景が関わることもあります。糖尿病や関節リウマチ、透析の背景がある方も、医師の判断を先に受けていただくのが安心です。
引っかかりよりしびれが強い、夜中に手がしびれて目が覚める場合は、別の症状が関係していることがあります。押して痛む位置としびれの範囲を確認し、必要と判断した場合は整形外科の受診をおすすめします。
院長が独自の手技で向き合います。狙いは、指の付け根にかかっている張力を減らすことと、腱が滑りやすい状態をつくることです。炎症が起きている指の付け根そのものを強く揉むことはせず、負担を肩代わりしている前腕側から整えていきます。フライパンを持つ、袋を運ぶ、キーボードを打つといった、困っている動作を一緒に確認しながら進めます。
指の付け根の痛みと腫れ、引っかかりの強さ、自分で伸ばしきれるか、前腕の硬さ、手のアーチの形、肘から肩までの連動を順に確認します。痛ければ我慢せず、その場で必ず教えていただく前提で進めます。
前腕の手のひら側から始め、手のアーチを支える筋肉、必要に応じて肘の内側や肩の前側まで広げます。刺激はその方にとって6〜8割程度で、バキバキと鳴らす施術は行いません。腫れて熱を持っている部分は動きの確認にとどめ、周囲をゆるめることを優先します。
手技のあとに電気治療器を10分ほど、その後ウォーターマッサージベッドで全身を落ち着かせます。押すと強く痛む時期は手技を控えめにし、超音波治療を中心に組み立てる日もあります。その日の指の状態によって、何をどれだけ使うかを毎回決めていきます。
仕事や家事のどこを減らせるか、道具の持ち方をどう変えるかを具体的に決めます。翌日は朝のこわばりの出方を目印に様子をみてください。やることを増やすより、負担になっている一つを置き換えるほうが結果につながります。
施術時間は初回がおよそ60分、2回目以降はおよそ45分で、手技そのものは15〜20分ほどです。
ばね指では、指そのものよりも、腱を引っ張っている側をどう扱うかで経過が変わります。手技で張力を下げ、物療でその状態を戻りにくくする組み立てを基本にしています。
院長が独自の手技で向き合う、施術の中心です。お話を伺いながら状態を確認し、症状に関連する部位を中心に、一人ひとりのお身体に合わせて進めていきます。ばね指では、引っかかりが出る動きと普段の手の使い方を結びつけて確認することを重視しています。
周波数の違う2つの電流を体の中で交差させ、その重なりで生まれる刺激を、表面だけでなく奥の筋肉まで届けます。指では届きにくい深いこりにも、もみほぐされるような心地よい刺激が広がり、力の入りすぎた筋肉をゆるめていきます。前腕は筋肉の層が重なっているため、手技だけでは届きにくい深部のこわばりも考慮するようにしています。
当院でも屈指の人気を誇る機械です。温かい水流の心地よい刺激が、手技でゆるめた身体をさらに深いところからほぐし、眠っている回復力を引き出すお手伝いをします。施術後にだるさや重さが残りにくいよう、もみ返しをやわらげる役割も兼ねています。寝ているだけで肩から腰まで全身が水流に包まれ、力の入りすぎた筋肉がゆるんでいくのを感じていただけます。施術後の身体を落ち着かせ、無理なく帰れる状態へ整える役割として組み合わせています。
手を使う仕事の途中でお越しになる方も多いため、施術後にすぐ作業へ戻れるかどうかも見ながら内容を決めています。
すべての方に同じ機器を使うわけではありません。押して痛む段階か、こわばりが中心の段階かによって、選ぶ機器が変わります。
1秒間に100万〜300万回という細かな振動を患部に伝え、体の奥まで届くあたたかさでじんわりほぐします。浅いところから深いところまで届く範囲を切り替えられるので、急性の症状にも組み合わせやすいのが心強いところです。指の付け根を押すと強く痛む時期や、痛めて間もないときに、奥まで届くあたたかさで回復を後押しする機器として使います。
首の付け根の自律神経が集まる場所へ近赤外線をやさしく照射します。注射のような痛みもなく、体に負担をかけずに、こわばった神経の高ぶりをしずめ、全身の血のめぐりや自律神経のバランスを整える助けになります。あわせて遠赤外線が、体の芯までじんわりとあたためます。冷えると指が動かしにくい方には、芯からあたためて、めぐりと自律神経が整いやすい状態へ近づける目的で組み合わせます。
脚を包むカフが空気の力でやさしく加圧し、ふくらはぎ・下腿部のめぐりを下から上へと押し流すように促します。脚の太さに合わせて一定の圧で心地よく、もみ残しの少ない構造なので、立ち仕事や座りっぱなしで重だるくなった脚がすっきり軽くなります。腕にも使えます。脚の重だるさ・むくみ・冷えが気になるときに、ふくらはぎ・下腿部のめぐりを促し、脚を軽くしやすい状態へ整える機器です。
指の症状でお越しの方でも、立ち仕事で全身が疲れている場合は、身体全体の状態を見ながら組み合わせることがあります。
施術で軽くなっても、仕事や家事に戻れば同じ動作が待っています。戻りを遅らせる工夫として、支える道具の力も借ります。
日常やスポーツの動きを、必要なところでさりげなく支える補助です。関節や筋肉のはたらきを助け、痛みの出やすい動きをそっとサポートします。ばね指では、握り込みが深くなりすぎる動きに対して、痛みが出やすい動きを無理なく支える補助として使います。
傾いた板にご自身で乗って、ふくらはぎを気持ちよく伸ばしていただく台です。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、ちぢんだり伸びたりして、脚に下りてきた血液を心臓へ送り返すポンプの役割をしています。ここが硬くなると、脚のむくみや冷え、疲れの抜けにくさにつながり、姿勢のバランスや腰・膝にまで負担がおよぶことがあります。やわらかく保てていると血のめぐりがよくなり、立ち姿勢も安定しやすくなります。長く同じ姿勢でいる方も、よく動いて使いすぎている方も、ふくらはぎは固くなりやすいからこそ、ほぼすべての方にご自身で乗っていただいています。ふくらはぎをやわらかく保つことは、脚だけでなく腰や膝の負担を減らす土台にもなると考えています。
テーピングは貼り方によって指の動きを妨げることがあるため、その日の作業内容を伺ってから決めています。
ばね指は、はっきりしたケガをきっかけに起きたものではないことが多く、その場合は自費施術でのご対応となります。手をついた、ひねったなど原因のはっきりした受傷が背景にある場合は健康保険が適用できることがあるため、ご来院時に経緯を伺って一緒に確認します。
どの扱いになるかは、症状のきっかけや状況によって変わります。分からない場合も、ご来院時に経緯を伺ってから一緒に確認しますのでご安心ください。
初回2,480〜2,680円、2回目以降1,480〜1,980円が目安です。3割負担の目安は、健康保険の一部負担金に加え、必要に応じた保険外施術を含めた総額の目安です。症状や施術内容により変わるため、来院時に確認します。
健康保険は原因がはっきりした急性の症状や外傷が対象になりやすく、どんな症状でも使えるわけではありません。
初回4,480円、2回目以降3,480〜3,980円です。当院の自費施術は、30〜60分のもみほぐしを行うリラクゼーションメニューではありません。保険施術で行う確認・手技・物療の考え方を、保険外となる症状に対して行う施術です。
お身体の状態に合わせて、必要な確認と施術内容を組み立てます。詳しくは自費施術メニューのご案内もご覧ください。
交通事故によるおケガで自賠責保険が適用される場合は、窓口でのご負担なくお受けいただけることがあります。過失割合や補償の状況によって取り扱いが変わるため、状況を伺って一緒に確認します。
適用の可否は保険会社との状況によって変わるため、必要に応じて専門窓口にもご確認ください。
「週に何回来てください」とお伝えすることはありません。指の症状は日々の使い方に左右されるため、ご自身の手の調子と相談しながら、ちょうどいい間隔を見つけていただくほうが続きます。
最初の数回で変化の出方を確かめ、その後は間隔を調整していきます。朝のこわばりが続く時間が短くなっているかどうかが、最初の目印になります。
初回は状態の確認と手技を行い、手を使う生活のどこを減らせるかを整理します。翌日は様子をみていただき、2〜3日後にもう一度お越しいただいて変化を確認します。
週1回程度をひとつの区切りに、空けられそうなら空けていきます。押すと痛む状態が強い時期は続けてお越しいただいてもかまいません。症状が落ち着いているときに無理に通い続ける必要はありません。
痛み始めを100%として20〜30%くらいまで下がり、日常の動作で気にならなくなる状態を目指します。数週間で変わる方から数か月かかる方までさまざまで、経過が思わしくないときは整形外科での検査をご案内します。引っかかりが一度も起きない指にすることをお約束するものではありません。
「これはばね指なのか、別の症状なのか」だけのご相談でもかまいません。予約は不要です。施術中は電話に出られない場合があります。お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。
ばね指のセルフケアは、伸ばすことよりも「周りをゆるめる」「使い方を変える」が先です。3つすべて行う必要はありません。各シーンに3つずつご用意していますが、その中から続けやすいものを1つ選んでいただくだけでも十分です。日替わりで気分や状況に合わせて使い分けていただいてもかまいません。全部やれば理想的ですが、無理は禁物です。
朝は腱鞘のまわりに浮腫が残り、通り道が一番狭くなっている時間帯です。いきなり強く動かさず、あたためてゆるめてから動かす順番を守ってください。
睡眠中にこわばった腱の通り道をゆるめ、動き出しを楽にするためのケアです。朝の身支度前に1回、3分ほど、呼吸は止めずにゆっくり続けます。
濡らして軽く絞ったタオルを電子レンジで30〜40秒あたためます。手首の内側に近づけて熱すぎないか確かめ、手のひらを上に向けて肘の内側から手首までを包みます。3分ほど置いて外したら、指をゆっくり5回だけ開閉します。心地よいと感じる温かさが強さの目安で、熱いと感じたらすぐ外してください。
2〜3日で朝のこわばりが残る時間が短くなる方が多く、2〜3週間続けると動き出しの抵抗感が減ってきます。複数の指が同時に1時間近くこわばる場合はばね指以外の背景も考えられるため、院長としては一度ご相談いただきたいところです。温めたあとに痛みや腫れが増すときは炎症が強い時期なので、その日は温めずに休ませてください。
指を引っ張っている前腕の筋肉をゆるめ、腱にかかる張力を下げることが目的です。左右2往復ずつ、1回30秒ほどを1日2〜3回、朝の家事の合間などに行います。
手のひらを上に向けて机やひざの上に置きます。反対のご自身の手のひらを肘の内側に軽く当て、押さずに手首へ向かってさすり下ろします。硬く感じる場所があれば、そこだけゆっくり往復します。痛みが出ない圧で、皮膚が少し動く程度にとどめます。
その場で手の開きやすさが変わる方もいて、続けると夕方の前腕の張り方が変わってきます。前腕をさすって指先までしびれが走る場合は神経の症状のこともあるため、そのときはご相談ください。強く揉む必要はなく、痛気持ちいいより手前で止めるのが続けるコツです。
引っかかりを無理に通さずに、腱が滑る感覚を取り戻すためのケアです。1本につき5回まで、各5秒とどめ、朝と入浴後に行います。
指の付け根を軽く曲げた状態で保ちます。その姿勢のまま、第二関節から先だけをゆっくり伸ばして5秒とどめます。ゆっくり戻し、ひと呼吸おいて繰り返します。反対の手で押し込まず、ご自身の指の力で動かせる範囲だけにします。
数日で伸ばし始めの抵抗感が減ってくる方がいらっしゃいます。第一関節が太くなってきている場合はヘバーデン結節が重なっていることもあるため、動かす範囲をさらに小さくします。痛みが出る角度まで伸ばす必要はなく、引っかかりの手前で止めるのが正解です。
日中は、ケアを足すよりも手の使い方を置き換えるほうが効きます。一日の中で一番握り込んでいる動作をひとつ変えるだけでも、夕方の痛み方が変わります。
指を深く曲げるほど腱には強い張力がかかるため、柄を太くして握りを浅くするのが目的です。気づいたときに道具を替える形で、一日に何度でも取り入れられます。
ペンや包丁、フライパンの柄にタオルや市販のグリップを巻いて太くします。買い物袋は指ではなく前腕にかけます。スマートフォンは小指に引っかけず手のひら全体で支えます。雑巾は絞らず、タオルを挟んで押して水気を切る形に変えます。
その日のうちに痛みの出方が変わることも多く、1〜2週間で押して痛む強さが落ち着いてくる方がいらっしゃいます。道具を変えても痛みが変わらない場合は、握り方より前腕の硬さが主役になっている可能性があります。
前腕の筋肉が休めない時間を切ることが目的です。10回を1セットとして、デスクワークや手作業の1時間ごとに行います。
ひじを机に預け、手の力を抜いて垂らします。指をゆっくり開き、8割ほど開いたところで止めます。同じ速さで軽く握り、握りきらずに止めます。呼吸を止めずに、数えながら10回繰り返します。
午後の手のだるさが軽くなることが多く、続けると夕方に指がこわばる感じが出にくくなってきます。開閉で手首の親指側が痛む場合は腱鞘炎が重なっていることもあります。全力で握ったり全開まで広げたりせず、8割で止めることが引っかかりを増やさない目安です。
キーボードやマウスで反り続けた手首を、まっすぐな位置に戻すためのケアです。左右10秒ずつ、休憩のたびに行います。
ひじを軽く曲げ、手のひらを下に向けます。反対のご自身の手で手の甲を軽く支え、手首がまっすぐになる位置で10秒とどめます。次に手のひらを上に向け、指先の重みで自然に垂れる程度まで下ろして10秒とどめます。強く引き下げず、手の重さだけを使います。
その場で前腕の張りが抜ける感覚が出る方が多く、続けると作業後のこわばりが残りにくくなります。夜中に手がしびれて目が覚める場合は手根管症候群など別の症状のこともあります。伸ばす強さよりも、反らせた姿勢を長く続けないことのほうが大切です。
夜のケアは、翌朝のこわばりを軽くするための準備です。入浴で手があたたまっているタイミングが、一日で一番動かしやすい時間帯になります。
あたたまって滑りやすくなった状態で、指を動かす範囲を取り戻すことが目的です。10回を1〜2セット、入浴中に呼吸を止めずに行います。
肩までつかって身体があたたまってから始めます。湯の中で手をゆっくり開き、8割ほど開いたところで止めます。力を入れずに軽く握り、握りきらずに戻します。左右交互に、数えながら行います。
その日の夜に手が軽く感じられることが多く、続けると朝の動き出しが楽になってきます。湯の中でも引っかかって止まってしまう場合は、段階が進んでいるサインなのでご相談ください。
手のアーチを支える筋肉の硬さをゆるめ、指の付け根にかかる力を分散させることが目的です。片手1分ずつ、入浴後に1回行います。
手のひらを上に向け、反対のご自身の親指の腹を手のひらの中央に当てます。押し込まず、円を描くようにゆっくり動かします。母指の付け根のふくらみ、小指側のふくらみの順に、それぞれ20秒ほど行います。最後に手をゆっくり1回だけ開いて終わります。
手のひらの張りが抜けると、翌朝の握りやすさが変わる方がいらっしゃいます。母指の付け根のふくらみがやせてきている場合は別の症状のこともあるため、院長としては一度確認させていただきたいところです。指の付け根の腫れている点そのものは避け、その手前でとどめてください。
睡眠中に手を強く握り込む癖があると、朝のこわばりが強く出ます。手を軽く開いた状態で休ませるため、就寝前の準備として毎晩行います。
枕元にタオルを軽く丸めて置きます。仰向けのときは手のひらを上に向けてお腹の横に置きます。横向きで寝る方は、上になった手を体の前に出して丸めたタオルに軽く乗せます。布団の端を握りしめる癖がある方は、握れない位置に手を置いて休みます。
数日で起床時のこわばりが軽い日が出てきて、続けると朝にほぐれるまでの時間が短くなってきます。朝のこわばりが1時間近く続く、複数の指が同時にこわばる場合は、別の背景も考えられるため一度ご相談ください。
指そのものを伸ばすのではなく、指を引っ張っている前腕をゆるめることが狙いです。痛みが出る手前で止めることが、ばね指のストレッチで一番大切な約束事です。

ひじを伸ばして手のひらを前に向け、反対のご自身の手で指先を軽く下へ導きます。呼吸を止めずに20秒とどめ、左右2回ずつ行います。指の付け根に痛みが出る角度までは行わず、前腕の突っ張りだけを感じる位置で止めます。

机の上に手のひらを置き、指の間をゆっくり広げて10秒とどめます。3回繰り返し、手のひらのアーチの張りをゆるめます。机に体重をかけて押しつけるのではなく、ご自身の指の力だけで広げるのが目安です。

ひじを体の横につけたまま、手のひらを上に向けたり下に向けたりをゆっくり10往復させます。指の力は抜いたまま行います。速く回すほど効くわけではなく、ゆっくり動かすほど前腕の張りが抜けやすくなります。
痛みには悪循環があります。痛むと動けなくなり、動けないとまた痛む ⸺ この繰り返しです。あやの整骨院の施術は、まず今ある痛みをいったんリセットし、ご自身で身体を整えていける状態に戻す役割です。一方で、痛みが生まれにくい身体づくりにつながるのが、栄養・睡眠・運動・生活習慣という毎日のセルフケア。これは施術では代われない、ご自身にしかできない大切なケアです。症状が落ち着いているときは無理に通い続ける必要はなく、このセルフケアを続けて過ごしていただくのがいちばんです。ただ、長く同じ姿勢が続くようなときはセルフケアだけでは追いつかないこともあります。いつもと違う不調のサインを感じたら、深刻になる前に気軽にお越しください。施術と毎日のセルフケア、その両輪で身体は少しずつ変わっていきます。
前腕の硬さや指の付け根にかかる張力を手技と物療で減らし、セルフケアが効きやすい状態まで戻します。引っかかりが強い時期ほど、まず施術で負担を下げてからセルフケアへつなぐのが近道です。
睡眠中の手の置き方や日中の道具の持ち方など、毎日の積み重ねが整えた状態を戻りにくくします。施術の間の数日をどう過ごすかが、指の経過を大きく左右します。
栄養・睡眠・運動・生活習慣の4つは互いにゆるやかにつながっていて、一つ整うと他も整いやすくなります。朝の指のこわばりがいつもより長いといった小さなサインに気づけるのも、毎日のケアを続けているからこそです。4つの土台について詳しくは毎日のセルフケアの考え方でご紹介しています。
事故の瞬間にハンドルを強く握っていた、とっさに手をついたなど、交通事故のあとに指の付け根や手首の痛み、指の動かしにくさが出てくることもあります。あやの整骨院はNPO足立区交通事故治療協会の認定院で、交通事故の対応経験も多数あります。事故後の不調は、まず整形外科で診断を受けていただいたうえで、当院での施術を併用する形をご案内しています。
自賠責保険が適用される場合は、窓口でのご負担なく施術をお受けいただけることがあります。取り扱いは状況によって変わるため、必要に応じて保険会社や専門窓口にもご確認ください。
院長が毎回担当するため、前回どの指がどこまで伸びたかを引き継いで見られます。朝のこわばりの長さや引っかかりの回数の小さな変化も、比べながら進められます。
指の付け根だけでなく、前腕の硬さの左右差や道具の持ち方まで確認します。どの動作で負担が集まっているかを、ご本人と一緒に言葉にしていきます。
回数券の販売や通院の催促は行っていません。指の調子が気になったときに、必要なときにご自身のペースでお越しください。
NPO足立区交通事故治療協会の認定院として、事故後の手や指の不調のご相談もお受けしています。整形外科での診断を受けたうえでの併用通院も相談できます。
バキバキしない手技が中心で、刺激はその方にとって6〜8割程度にとどめます。腫れている付け根は避け、前腕側から負担を減らすので、強い刺激による戻りが起きにくくなります。
調理や育児、手仕事で手を使う地域の方からいただくお声を、施術の工夫に活かしています。「この持ち方で楽になった」という声が、次の方へのご提案につながっています。
当院にお寄せいただいたお声と、来院時によく伺うご相談をご紹介します。Googleマップにも口コミをいただいています。
Nさん(50代・調理職)
中指の付け根がカクッと鳴るのが続いていました。指だけでなく腕の硬さが関係していると説明され、包丁の持ち方まで相談できました。柄を太くしただけで、夕方の痛み方がずいぶん違いました。
よくあるご相談
注射のあと、また引っかかりが戻ってきた
整形外科での処置後に一度楽になり、数か月して戻ってきたというご相談は多くいただきます。落ち着いている時期に前腕と手の使い方を整えておくことが、次の戻りを遅らせる鍵になります。
よくある不安
産後で手を休められないのに大丈夫?
抱っこや授乳を休むわけにはいかず、相談しても意味がないのではと不安になる方がいらっしゃいます。予約不要なので、お子さんの機嫌に合わせてお越しいただけます。休めない時期でも、支え方を置き換えることで負担は下げられます。
よくあるご相談
病院と整骨院、どちらに行けばいい?
どちらへ行くべきか迷ってお越しになる方も多くいらっしゃいます。自分の力で伸ばしきれるかどうかを一緒に確かめ、検査が必要ならそのままお伝えします。迷っている段階でのご相談が、遠回りを減らすことにつながります。
交通事故のご相談
Wさん(40代・会社員)
追突されたときにハンドルを強く握っていて、数日後から指の付け根と手首が痛むようになりました。整形外科で診てもらったあとこちらに通い、保険の扱いや通い方も説明してもらえました。事故のあとの手の痛みも相談してよいと分かり、気持ちが楽になりました。
Googleマップの口コミ
実際にお越しになった方の口コミを、Googleマップでご覧いただけます。通われた感想をお寄せいただけると、次に迷っている方の参考になります。
※症状の感じ方や経過には個人差があります。
※ご来院者の声は、実際の感想をもとに、個人が特定されないよう編集しています。
※よくあるご相談は、来院時に多く伺う内容をもとにまとめたものです。
ぜひお気軽にご相談ください。『これくらいで行ってもいいのかな』と様子を見ているうちに痛みが長引いてしまう方は、実はとても多くいらっしゃいます。痛みの感じ方は人それぞれで、ご本人にとっては軽い症状でも、蓄積しすぎて逆に感じづらくなってしまっていることも少なくありません。気になった段階で気軽に相談していただいたほうが、結果的に通院も短く済みやすくなります。来院時にどのように痛めたか・どんな動きで痛むか・いつから続いているかを伺い、健康保険が使える症状かどうかを一緒に確認していきます。予約は不要です。施術中は電話に出られない場合がありますが、お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。
ばね指は指の付け根の手のひら側で腱が引っかかる症状で、腱鞘炎の一種にあたります。手首の親指側が痛む場合はドケルバン病と呼ばれる腱鞘炎、第一関節が太く変形して痛む場合はヘバーデン結節のことがあります。痛む場所と、引っかかりがあるかどうかが見分けの手がかりで、複数が重なっていることもあります。来院時に押して痛む位置と動きを確かめ、必要に応じて整形外科での検査をご案内します。
ご相談いただけます。注射で炎症が落ち着いている期間は、前腕の硬さや手の使い方を整えるのに向いている時期でもあります。症状が戻る前のこの時期に、負担になっている動作を一つずつ置き換えておくことが大切です。同じ部位で整形外科に通院中の場合は健康保険の扱いが変わることがあるため、来院時に確認します。
施術を受けていただくことはできますが、健康保険の扱いには注意が必要です。同じ部位を同じ時期に整形外科と整骨院の両方で健康保険を使って受けることはできず、違う部位であれば併用できる可能性があります。最終的な判断は加入している保険者が行うため、来院時に通院状況を伺って一緒に確認します。健康保険が使えない場合は、自費施術でのご対応もご提案できます。
手の使いすぎから徐々に起きたばね指は、健康保険の対象外となり自費施術でのご対応が多くなります。手をついた、ひねったなど原因のはっきりした受傷が背景にある場合は、健康保険が適用できることがあります。自費施術はリラクゼーションメニューではなく、保険施術と同じ確認・手技・物療の考え方で行う施術です。初回4,480円、2回目以降3,480〜3,980円で、40〜50分程度を目安に、手技と物療を組み合わせています。
ご相談いただけます。当院はNPO足立区交通事故治療協会の認定院で、まず整形外科で診断を受けていただいたうえで、当院での施術を併用する形をご案内しています。自賠責保険が適用される場合は、窓口でのご負担なく施術をお受けいただけることがあります。取り扱いは状況によって変わるため、必要に応じて保険会社や専門窓口にもご確認ください。
あやの整骨院は足立区新田3丁目、新田三丁目のバス停からほど近い場所にあります。北区の志茂・東十条・王子神谷方面からは新神谷橋または新田橋、北区豊島・王子方面からは新豊橋、川口市東領家・領家方面からは鹿浜橋を渡ってお越しいただけます。お買い物や家事の合間に、手の不調が気になったときにお立ち寄りください。
〒123-0865 東京都足立区新田3-7-15にございます。Googleマップで場所を見ることもできます。予約は不要なので、思い立ったときにそのままお越しいただけます。
平日は9:00〜13:00と15:00〜19:00、土日祝は9:00〜13:00に受け付けています。休診日は水曜日です。土日祝も午前中は受け付けているので、平日に手を休めにくい方も通いやすくなっています。
受付は診療終了時間の30分前までとなります。なお、混雑状況により受付を早めに終了する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
お問い合わせは03-6316-5272で承っています。施術中は電話に出られない場合があります。お電話がつながらない場合も、事前連絡なしでそのままご来院いただけます。
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上記は当院から実道のりでおよそ2〜3km圏内を中心とした目安です。記載のないご住所からのご来院も歓迎しております。
ばね指の病態、受診目安、健康保険の扱い、身体活動について、公的機関・学会の情報を参照しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたの一日が、ほんの少し軽やかになりますように。