ひざの痛み

ひざの痛みでお困りの方へ

ひざの痛みが気になったら、あやの整骨院にお任せください!


普段何気なく歩いている時や、立ち上がる時、階段の上り下り、運動中など、日常生活の様々な場面で感じられるひざの痛みにお悩みの方
ひざの痛みと言っても痛みが出る場所は人それぞれで、多いところで言うとひざの内側。次いで外側、裏側、お皿の上下。人によってはお皿の裏が痛む方などもお見かけします。
他所で鷲足炎とか腸脛靭帯炎などと言われた事がある方も「ひざが痛くて…」と初診時に仰っておりますので、ひざの痛みというのは実に多種多様です。
当院ではひざの痛みの原因となっている部分を見つけ出し、それぞれにあった施術内容でアプローチいたします。


ひざの痛みはなぜ起こるの?

原因は人それぞれですので一概には言えませんが、一般的によく言われる加齢によるもの、体重の増加によるものは、当てはまっていても全く痛くない人が大勢いますので、どうやらそれだけではないようです。

スポーツ中の怪我で靱帯を損傷したなど、原因がはっきりしている場合を除き、当院が考えるひざに痛みが出やすい人の共通点としては、ひざ周りの筋肉の柔軟性の低下が挙げられます。
ひざ周りの筋肉が固くなると、ひざ関節にかかる負担を分散させづらくなってしまったり、負担の分散に偏りが生じたりと、ひざ関節にかかる負担が徐々に増えていきます。
ひざ関節にかかる負担が増えた状態で日々を過ごしていると、ある日何らかの拍子でひざ周辺に炎症を起こし、痛みや違和感を感じるようになってしまいます。
この状態は、初期の段階であれば放っておいても何事もなく治まることも多いです。

しかし、それを繰り返していくうちに段々と痛みが治まりにくくなり、我慢しているうちに炎症が悪化して半月板(ひざ関節)を損傷してしまうことがあります。
半月板はひざの軟骨組織。軟骨組織は炎症に弱く、炎症を起こした状態が長く続くほど、傷付きやすくなってしまいます。軟骨は一度傷付いてしまうとなかなか元の状態には戻りません。ごく微弱な回復力はあると言われてはいますが、基本的には古傷として残り、天気の悪い日や疲れがたまったときなどに痛むことがあります。
この段階で感じる痛みはかなり強いですが、落ち着いている時は安定しているため、重症化への第一歩にもかかわらず、放置してしまう傾向にあります。
また、無理をすると痛みが出てしまうことから、ひざへの負荷や曲げ伸ばしを敬遠しがちになりますが、そうなると筋力や関節の可動域が益々低下してしまいますので、大事にし過ぎないことも大切です。
この段階まで進行してしまった場合、現状維持が何よりも重要となって来ますので、痛みを我慢して症状が更に悪化することだけは避けましょう。

痛くて我慢できない時の対処法は人それぞれですが、負担の原因となるひざ周りの柔軟性に対処せず、痛むところへの部分的な処置だけで一進一退を繰り返していると、軟骨は次第にすり減っていき、最終的には変形性膝関節症へと進行してしまうのですが‥さらに専門的な話になってしまいますので、ここでは一旦割愛します。
ひざの痛みに対して大事なのは、その原因が何なのかを部分的にではなく全体的にみる事です。

ひざ周りの筋肉が柔らかいにも関わらず痛みが出てしまう方もいるのですが、ひざ関節に連動して体重などの負荷を分担している股関節や足関節、足の裏などが固くなっている場合もひざにかかる負担が増えてしまうため、痛みを発症しやすい傾向にあります。
その他にも、育ち盛りの学生でひざが痛む場合、成長痛と片付けられてしまいがちですが、ひざ周りの固くなった部位を見つけ、しっかりとストレッチすることで痛みが緩和するケースも多々見られます。放っておくと、痛む部位によっては骨が明らかに出っ張ってしまうオスグットという状態になることもあり、これを持つ私の友人は20年以上経った現在でも、骨の出っ張っている部分が時々痛くなってしまい、楽しみにしていたスキー旅行に行けなくなってしまうこともある程です。
成長痛は誰しも起こり得る症状ですが、とくに運動部で安静が確保できない学生の場合、固くなってしまっている部位を知り、しっかりとしたセルフケアを早めに身に付けることが必要になります。
また、一部の方は頚椎や背骨の状態も関係していることが近年わかってきました。現代社会で増加傾向にあるストレートネックや猫背の方は重心がつま先の方へ行きやすく、ひざの負担が増加するため注意が必要です。

どうすればいいの?

ひざが炎症を起こすと、立ち上がる時や階段の上り下りなどあらゆる場面で痛みを感じるため、とりあえず湿布を貼って様子を見る人が多いかと思います。湿布を貼ることで、患部の炎症を抑える働きが期待できるので初期の頃はそれで良いと思います。
痛みが強くなってしまった場合は、ひざに注射を打ってもらう方もいると思います。強い炎症を我慢すると症状が進行する恐れもありますので、痛みが強い時は我慢しない方が良いと思います。

当院としては、痛めた時には自宅で誰でも簡単にできるアイシングをおすすめします。アイシングとは20分~30分間、患部を氷水でよく冷やすことを言います。
よく冷やすことで、患部の痛みと炎症の拡大を抑えます。スポーツでの靱帯損傷など、ひざに大怪我を負ってしまった場合にもアイシングは欠かせません。
キッチン用の透明なビニール袋で構いませんので、そこに氷一握りと少量の水を加えて氷のうを作り、患部に直接当てて下さい。一つ注意点として、保冷剤や氷だけでのアイシングは冷え過ぎてしまう恐れがあるので、氷が肌に直接当たらない程度の水は必ず加えてくださいね。
ちなみに、保冷剤にタオルなどを巻いたアイシングでは冷やしが弱く、氷のうに比べると効果半減です。氷のうがどうしても用意出来ない場合に使いましょう。
痛みが特に強い場合はアイシングを何度か繰り返してください。20分~30分冷やしたら、40分~60分休んでもう一度。冷やした時間の倍の時間を休むと覚えてください。きちんと間をあけて頂ければ冷やし過ぎにはなりませんので、何度冷やして頂いても大丈夫です。
ひざを普段あたためるようにしている人は、患部を冷やすことに多少の抵抗があるかもしれませんが、強い痛みはよく冷やすのが基本です。
アイシングが必要な方の目安としては、歩くときに痛みで足を引きずってしまう方。歩くときに痛くて体重が乗せられない方といった具合です。ニュアンスが難しいですが、激痛の方ですね。

アイシングと併せて当院への通院ももちろんおすすめです。
「痛い時は何もしてもらえないかと思ってた」という声をよく耳にしますが、痛みが強い方には超音波治療器などを用いた無理のない施術を行っており、押したり伸ばしたりしながら状態を確認していく通常の施術とは全く別の内容で行っておりますのでご安心ください。
超音波治療や電気治療とアイシングを併せてまずは患部の炎症を抑え、痛みがこれ以上強くなってしまったり、長引いてしまったりするのを抑えるところから始めます。少し痛みが軽減してきた段階から通常の施術へと移行し、ひざの負担軽減に向けて同時にアプローチしていく流れですね。

長々と書いてしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございます。
ひざの痛みの場所と原因は本当に多種多様で、実際に見てみないと何とも言えないのですが、その分施術でのアプローチ方法もたくさんありますので、ひざの痛みが気になる方はぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。